【ほどいなかへ移住】程よい田舎で「近場ワーケーション」して、プチ移住!

御岳渓谷、ボルダリング

テレワーク時代の、「程よい田舎暮らし」を考察する、ほどいなかシリーズ
実際に「ほどいなか」に移住した経験をもとに、連載します。

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青梅・西多摩地区への移住

突如、話題になり始めた「ワーケーション」。
旅先で仕事しちゃおうという、魅力的とも、机上の空論ともつかない言葉です。
でも、観光復興という思惑があるにせよ、仮にも政府が推進している施策。
便乗して、程よい田舎でのワーケーションについて、考えてみました。

近場でワーケーションの、ススメ

ワーケーションとは?

最近にわかに話題となった、ワーケーション。
労働生産性の高いアメリカで提唱されたワークスタイルで、どういう意味かというと…

ワーケーションとは、「ワーク」(労働)と「バケーション」(休暇)を組み合わせた造語(かばん語)で、観光地やリゾート地で休暇を取りながらテレワーク(テレワーク)する働き方。在宅勤務やレンタルオフィスでのテレワークとは区別される。働き方改革と新型コロナウイルス感染症の流行に伴う「新しい日常」の奨励の一環として位置づけられる。

Wikipedia~ワーケーション

コロナ渦で、なし崩し的にテレワークが広まりその延長線上で、政府が破滅的となった観光業界への支援策として打ち出しました。
タダでさえ、サービス残業という、摩訶不思議な慣習のある日本。
リゾート地で仕事なんて、下手をすると「サービス有給休暇」なんてことになりそう。
それはともかく、政府が旗振りし始め、観光地で仕事をしても、ヘンに思われなくなるでしょうね。

近場でワーケーションの、メリット

ワーケーションというと、遠くのリゾート地でするイメージが強いですよね。
ビーチサイドでマックブック、みたいな写真で紹介してたりします。
絶対にウソです、そんなの眩しくて、仕事になりません(笑)
それはともかく、ワーケーションに力を入れている自治体は、地方が中心です。
ワーケーションを推進する自治体の組織「ワーケーション自治体協議会」の、会員を見てみると…

北海道、長野、和歌山、鳥取の自治体が熱心です。
東京近郊だと、鎌倉や南房総市もありますが。

もちろん、北海道や長野の、人里離れた高原で仕事をするのも、楽しいでしょう。
何といっても涼しい!
でも、ちょっと待ってください。
結構、旅費が掛かりますよね。
会社が全額負担してくれるなら、それも良いけれど、自腹だと辛いです。

それと、仕事って、何かと、急に備品などが必要になったりします。
地方の場合、ネット通販で買っても翌日配送になるか、甚だギモン。
そもそも、宿泊先に配送って、結構、トラブルになりますしね。
地域によっては、時間指定が出来ないですし滞在中に届かなかったりしたりすると悲惨。
ならば、近くで調達できる、利便性の良い場所が良いですよね。

だから、ワーケーションも、少なくとも慣れないうちは、人里離れたリゾート地よりも、大都市からほど近い観光地や地方都市のほうが、良いのです。

「ほどいなか」でワーケーションし、移住体験

「ほどいなか」のワーケーションは安上がり?

現在、テレワークの人にオススメなのは、「近場でワーケーション」
程よい田舎=「ほどいなか」で、仕事中は都会的な快適さを享受します。
オフになれば、近場の観光地やアウトドアスポットへ、すぐ行ける立地です。

一例を挙げてみましょう。
青梅市・河辺駅徒歩2分のビジネスホテル、コンフェスタイン河辺
時期にも依るのでしょうが、1週間(6泊7日)滞在して、税抜24,455円、朝食付きでも26,639円。
ちなみにこのホテル、夜の中央線で乗り過ごし、青梅で叩き起こされた人の常宿だとか。

新宿からの交通費は、片道730円。
つまり、朝食込みで、30,000円でワーケーションできます。
これなら、もしかして、稟議通るかも(笑)

ということは、ひと月滞在しても、10万円くらいですか、安い…
ひょっとすると、マンスリーマンションより安いかも。
ちなみに、車をお持ちの方なら、契約駐車場がタダで使えます。
持ち込むと、オフの機動力が格段に良いですよ。

河辺駅周辺には、レストランもショッピングモールも充実。
図書館もすぐ近くにありますし、Wi-Fiの使えるカフェなどもあります。
つまり、都会並みの利便性なんですね。

仕事の合間に、遊びに行くとしたら…
例えば、御岳渓谷まで12km・車で20分くらい。
鉄道なら、片道220円です。
新緑や紅葉は美しいし、ボルダリングやカヤックも楽しめます。

古民家ゲストハウスや民泊、という手もある

せっかくのワーケーション、便利だけれども、ビジネスホテルでは味気ないという方。
安く済ませるのなら、古民家ゲストハウスや、民泊という手もあります。

こちらも一例ですが…
上の施設は、先に紹介したビジネスホテルと同じく、河辺駅周辺にある、いわゆる民泊で女性専用。
素泊まり6泊7日で、18,022円です。
Wi-Fiも使えし、ともかく安いですね。
机上の計算ですが、仮にひと月8万円弱、1年スティしても94万円弱。
光熱費込みで掃除もしなくて良いし、敷金・礼金・更新料なし。
洗濯機も使えるみたいだし、家を借りるより得かも?

ゲストハウスも面白いですが、基本ドミトリー(相部屋)。
普通の旅行なら、見知らぬ旅人との出会いなどもあって面白いですが、ワーケーションだと、ちょっと仕事しづらいかも。
大抵のゲストハウスは、コミュニティスペースがあり、そこでするスタイルとなるでしょう。
でも、ちょっと、やりにくいでしょうね。

正直、民泊やゲストハウスは、当たり外れが激しい。
ヒドいところは、本当にヒドいです。
良いところとの落差が、大きいのですね。
現地に問い合わせたり、ネットで情報を収集したほうが、良いでしょう。

気に入ったら、移住の準備?

1週間ほど生活すれば、何となく、その街が自分に合うか、分かりますよね。
せっかくだから、不動産屋さんを覗いてみては
あまりの安さに、勢いで契約するかも。
これは、全くの冗談ではありません。
駅前の2LDKのマンションでひと月7万円とか、普通にあります。
築年数がそれなりのワンルームだと、3万円切っています

まあ、そこまで早急な話はともかく、街を知るのは良いことです。
何ヶ所か、近場ワーケーションして、住む場所探しも楽しいと思います。
当サイトは、西多摩地域の情報サイト。
当然、青梅、あきる野市などをオススメしたいところですが、好みは千差万別。
自分が「ほどいなか」に向いているのかも含め、ワーケーションをしてみては如何でしょう?

テレワーク時代の、「程よい田舎暮らし」を考察する、ほどいなかシリーズ
実際に「ほどいなか」に移住した経験をもとに、連載します。

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