氷華(シモバシラ)& 滝巡りと、初詣!冬の青梅・御岳山 散策

1月の、奥多摩山地・御岳山。山頂の武蔵御嶽神社は、初詣スポットです。
冬の御岳山の楽しみは、氷華(シモバシラ)。
植物の根から吸い上げた水分が、地表で凍る現象です。
静寂な滝巡りとあわせ、冬の御岳山を散策しました。

植物と氷が織りなす芸術を逢いに、御岳山へ

山頂で初詣の、御岳山

青梅市・御岳山ケーブルカー

JR青梅線・御嶽駅から、バスとケーブルカーを乗り継ぎ、標高814mの御岳平へ。

青梅市・御岳山、御岳平からの展望

東京都心と比べ、5度程度気温が低く寒いですが… 冬独特の、クリスタルな空気感。

青梅市・御岳山・正月の参道

1月初旬は、初詣客で賑わいます。特に三が日は混み、成人の日以降の朝早くが、比較的空いています。

青梅市・御岳山の枯れ葉

逆光の枯れ葉が美しい。

青梅市・御岳山の枯れ紫陽花

アジサイの天然ドライフラワイも。

青梅市・御岳山・参道の鳥居

武蔵御嶽神社のある山頂方面へ、参道を歩きます。

御岳山の、氷華(シモバシラ)

青梅市・御岳山・馬場家御師住宅
馬場家御師住宅

御岳ビジターセンターの少し先、馬場家御師住宅に到着。
東京都・指定有形文化財の茅葺き屋根の建築物です。
1886年に建てられた、江戸時代の入母屋造です。

青梅市・御岳山の、氷華・カメバヒキオコシのシモバシラ

御岳山の氷華は、馬場家御師住宅の裏が、メインスポット。
御岳ビジターセンターによると…
以前は他の場所でも見られたのですが、最近は非常に少なくなりました。

青梅市・御岳山の、氷華・カメバヒキオコシのシモバシラ

氷華は、根から枯れた茎で吸い上げた水分が、凍る現象です。
その名も「シモバシラ」という名の植物、氷華で有名です。
御岳山の氷華は、同じくシソ科のカメバヒキオコシで、厳密には「シモバシラ」ではありません。

青梅市・御岳山の、氷華・カメバヒキオコシのシモバシラ

氷華は、積雪前、適度な寒さの日に出現。タイミングが難しいですが…
12月中旬〜1月中旬頃がチャンスです。
また、シカの増殖で、カメバヒキオコシ自体が食害の影響を受け、減少。
御岳山では、馬場家御師住宅の裏がもっとも確実です。

武蔵御嶽神社で初詣

青梅市・御岳山の、茶屋街

氷華を楽しんだら、御集落を抜け、茶店街へ。

青梅市・御岳山の、武蔵御嶽神社・境内入口の、鳥居

鳥居からは、石段を登ります。

青梅市・御岳山の、武蔵御嶽神社・境内の石段

急登ですが、さほど長くありません。

青梅市・御岳山の、武蔵御嶽神社・拝殿

武蔵御嶽神社・拝殿に到着。元禄時代、300年以上の歴史を誇る、拝殿です。

青梅市・御岳山の、武蔵御嶽神社・拝殿、金の狛犬

拝殿の装飾は、見事のひと言。

青梅市・御岳山の、武蔵御嶽神社・拝殿の、ウサギの装飾

干支にちなんだ彫刻を見つけるのも、初詣の楽しみ。

青梅市・御岳山の、武蔵御嶽神社・宝物殿と、狛犬(お犬様)

凛々しいお犬様の後ろに、宝物殿。
宝物殿へ、原則・土日祝に、拝観料500円で、公開しています。

青梅市・御岳山の、武蔵御嶽神社・宝物殿前の、畠山重忠像

宝物殿の前には、畠山重忠像。「鎌倉殿」で、一躍有名人?
坂東武者の鏡といわれる畠山重忠。同じく坂東武者の平将門とは、実は遠縁なんだとか。

青梅市・御岳山の、武蔵御嶽神社・本殿

拝殿の後ろには、本殿。

青梅市・御岳山の、武蔵御嶽神社・神明社、常磐堅磐社

社殿の更に奥へ進むと、神明社、その奥に、常磐堅磐社(ときはかきはしゃ)。
常磐堅磐社は旧社殿で、1511年に創建された、貴重な建築物です。
多くの参拝者は、拝殿だけお参りして引き返しますが、奥も見学しないと、損します!

青梅市・御岳山の、武蔵御嶽神社・遥拝所と、奥の院

最奥には、奥の院・遥拝所。特徴的な奥の院の山が、望めます!

ロックガーデンで滝巡り

時間があれば、日の出山方面やロックガーデンに足を伸ばすと良いでしょう。
今回は、ロックガーデンへ。

青梅市・御岳山の登山道

積雪がなければ、しばらくは、のどかな陽だまりハイキング。

青梅市・御岳山・長尾平から、日の出山
長尾平からの、日の出山

途中、長尾平へ寄り道するのも良いでしょう。日の出山方面の展望が、素晴らしい!

長尾平は、ご来光もよく見えます。詳しくは上記をご覧ください。

青梅市・御岳山の、綾広の滝
綾広の滝

ロックガーデン入り口の分岐を左折し、しばらく下ると、綾広の滝。
冬は訪れる人も少なく、静寂に包まれています。

青梅市・御岳山の苔むした倒木

苔むす、枯れ木。やがて土に還る、輪廻転生の侘び寂びです。

青梅市・御岳山・ロックガーデンの沢の輝き

アイスバーンに注意しつつ、穏やかな沢沿いを歩きます。
晴れのの日は、思わず日向ぼっこ。

青梅市・御岳山の天狗岩への登り道

沢筋から離れ、天狗岩へ向かいます。

青梅市・御岳山の天狗岩
天狗岩

岩の上に、天狗様の像が見えます。

青梅市・御岳山、七代の滝・分岐

天狗岩・直下の分岐。右折すると、七代の滝方面です。
ここまでの道が凍結しているようならば、左へ進むと、比較的安全に、御岳山方面へ戻れます。

青梅市・御岳山、七代の滝への下りの、鉄はしご

今回は、七代の滝へ寄り道します。鉄はしごが連続し、スリル満点。

青梅市・御岳山、七代の滝と、流木

下り切ると、七代の滝。落差はさほどではありませんが、優雅な滝です。

青梅市・御岳山、七代の滝

滝壺の水が、清く美しい!
これほど至近距離で、滝壺を眺められる滝は、珍しいかも。

青梅市・御岳山、七代の滝付近の、登山道

七代の滝からは、御岳山方面へ登り返します。先程下った鉄はしごの下に道を往きます。
日陰はアイスバーンの箇所もあり、注意して歩きます。

青梅市・御岳山、七代の滝〜長尾平分岐の登山道

七代の滝の標高は約700m。
御岳山山頂より200以上低く、滝からの登り返しは、中々の急登となります。
空が近づいてきたら、長尾平・分岐まであと僅かです。
長尾平分岐から、大岳山方面への道と合流し、人も多くなります。
茶屋街を抜け、ケーブルカー駅まであと一息です。

疲れたら、茶店で一休みするのも良いでしょう。本格的な手打ち蕎麦屋さんもありますよ!

御岳山は、積雪があると様変わり。冬山となります。
例年、1月初旬は積雪は少ないですが、積もっていたら無理は禁物です。

御岳山は花の山。四季折々楽しめますよ!

インフォメーション

マップ

ケーブルカー御岳山駅 …〈30分〉 … 御嶽山神社 …〈10分〉… 長尾平…〈30分〉
… 綾広の滝 …〈30分〉… 天狗岩 …〈20分〉… 七代の滝 …〈1時間〉… ケーブルカー御岳山駅
ー計3時間ー

●アプローチ
JR青梅線・御嶽駅より、西東京バス「ケーブルカー下」行・終点下車、御岳登山鉄道(ケーブルカー)へ乗り換え

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