青梅市・御岳渓谷。
春の新緑、秋の紅葉が見事な東京近郊の渓谷です。
初秋はヒガンバナや、希少種のアケボノソウも見事。
沢井駅を起点に、御嶽駅まで散策しました。
静かな散策が楽しめるオフシーズンの御岳渓谷
JR青梅線・沢井駅から御岳渓谷へ

東京近郊の青梅市・御岳渓谷。
紅葉前の初秋は人出も少なく、静かな散策が楽しめます。
ヒガンバナ、アケボノソウなど、初秋ならではの風情も味わえます。

今回の起点はJR青梅線・沢井駅。

連絡通路の上には宝塔風のモニュメントが!
近隣にある寒山寺の五重塔を模したモノと思われますが、無人駅では珍しいですね。

銘酒「澤乃井」で知られる小澤酒造横の坂道を下ります。

青梅街道を渡り、澤乃井の清流ガーデンを抜けると、楓橋のたもとに到着。

御岳渓谷の散策路を御岳方面へ。

岩の上でアオサギがひと休み。
今年(2026年)の秋は雨が多いのか、水量も多めです。

河原のヒガンバナ。
人間が植えたとも思えず球根が流れ着き、芽が出たのでしょうか?

ヒガンバナは縄文時代に日本に持ち込まれたとされる、史前帰化植物。
河原の帰化植物は、厄介な存在ですが…
数千年もの間、生態系に組み込まれた史前帰化植物は、どのように解釈すべきか難しいです。

海から70km、これだけ上流になると多摩川も清流ですね。
鵜の瀬橋から御嶽方面へ

沢井駅から1kmほど歩くと、鵜の瀬橋に到着。

鵜の瀬橋付近は景色も良く、東屋もあります。
休憩するのも良いでしょう。

雨上がりのニラの花。雫を纏い、美しい!

国立公園とはいえ、人家も点在するエリア。
近くには祠などもあり、自然と共生する生活を垣間見る思いです。

幾つもの沢が、山から川へと流れます。

夏のイメージが強いツユクサも、まだ咲いています。

岩で渦巻く激流。

童謡「お山の杉の子」の碑。
第二次世界大戦末期、青梅に疎開した佐々木すぐるさんが作曲したことを記念して、建てられました。
「お山の杉の子」碑の御嶽駅寄りには、手打ち蕎麦の美味しい笑(えみ)さんがあります。
休憩がてらランチを楽しむのも良いでしょう。

道端の苔。湿気が多い渓谷ならではの美しさです。

やや狭い遊歩道を往きます。

陽が射し輝く水面。

御嶽駅近くの渓谷。駅チカでこの大迫力は貴重でしょう!

2019年の台風19号で流された御岳小橋。

架け替え工事も行われています。2028年に完成予定です。
左のコンクリートが旧御岳小橋の橋脚です。
御岳橋から、杣の小橋を経て御嶽駅へ

御嶽駅前の御岳橋。このまま駅へ行っても良いですが、もう少し歩くことに。

御嶽駅の上流・左岸にヒガンバナの群生地があります。

規模は小さいですが人も少なく、写真撮影などは思う存分楽しめます。

杣の小橋で右岸に渡ります。
この付近は日本最大のアザミ、フジアザミの自生地です。

ツリガネニンジンの可憐な花。

ミズヒキの花。渓谷の至る所に咲きますが、特に右岸でよく見かけます。

御嶽駅上流の右岸は川も近く、迫力ある渓谷を満喫できます。

玉堂美術館手前から御岳橋へ通ずる道を登ります。
橋からの絶景は見事です。

御岳渓谷には数ヶ所、アケボノソウの自生地があります。
東京では、絶滅危惧IA類に指定される希少種です。

リンドウの仲間で、花弁に星のような斑点があります。

沢筋や河原など、やや湿った場所に生育。
御岳渓谷では9月下旬から10月上旬が見頃です。

御岳橋を渡ると、神社風のJR青梅線・御嶽駅に到着。

駅のホームから御岳山も見えます。

よく見ると、ケーブルカーの頂上駅なども確認できます。
列車の待ち時間の暇つぶに探すのも楽しいですね。
インフォメーション
マップ
JR青梅線・沢井駅 …〈25分〉 … 鵜の瀬橋 …〈40分〉… 御岳橋…〈25分〉 … 杣の小橋 …〈25分〉… JR青梅線・御嶽駅
ー計1時間55分ー
コースの状況など
- 通常時、特に危険な箇所はないが、増水時は危険
- ほぼ平坦な道だが、やや狭い場所もある
- トイレは、川井駅前、清流ガーデン、鵜の瀬橋近く、御嶽駅近くにある





























