色鮮やかな紅葉、眩い新緑と、自然を満喫できる御岳渓谷。
「ついんくる」は、渓谷の遊歩道沿いにある茶屋です。
渓谷を見下ろしながら、食事やお茶を楽しめるお店。
せせらぎの調べに耳を傾け、のんびりと過ごすひとときは格別です。
目次
御岳渓谷を望む東屋で、ごはんを食べる贅沢
渓谷探勝の、オアシス的茶屋
![](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/11/DSC6310-2020-11.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
御岳渓谷の遊歩道は、約4km。
大部分が平坦とはいえ、やはり休憩をしがてら歩くと楽しいです。
せっかく休むなら、景色の良い場所でノンビリしたいものですね。
そんな、贅沢な願いを叶えるのが「茶房ギャラリーついんくる」。
お店は、遊歩道の脇の高台。
遊歩道と並行する、青梅街道との間にあります。
![青梅市・御岳渓谷の、茶房ギャラリーついんくるの庭](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/11/DSC6324-2020-11.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
お店に入ると、風流な庭園が…
石灯篭まであり、中々、凝っています。
紅葉の時期は、モミジも美しい!
![青梅市・御岳渓谷の、茶房ギャラリーついんくるの絶景](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/11/DSC6349-2020-11.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
客席は、大きな東屋。
渓谷を見下ろせる、カウンター席もあります。
今風にいえば、オープンスエアかな?
客席から、手にとるように、渓谷が見渡せます。
長い竿を使えば、鮎が釣れそうです。
「ついんくる」の由来はと、訊ねてみると…
「和風なのに、なんでこの店名なの、って聞かれるけれど、よく分からないですよ〜」
と、他人事みたいなお返事(笑)
風光明媚な風景は、人をアバウトにするのでしょうか。
夜になったら、キラキラ星がキレイだから、とか、勝手に理由づけしましょうか。
主なメニュー
- ざるそば・ざるうどん… 650円
- かけそば・かけうどん… 650円
- ととろそば・とろろうどん… 750円
- 天ぷらそば・天ぷらうどん… 850円
- 天然鮎塩焼き… 700円
- おでん… 550円
- 味噌田楽… 300円
- おにぎり… 300円
- いなりずし… 300円
- コーヒー… 500円
- 柚子ジュース… 500円
- 日本酒… 400円
- 瓶ビール… 500円
価格は税込みです。
観光地の茶屋ですが、きわめて良心的、ボッタクリ感のない明朗価格。
春には、山女魚の塩焼きもあり、これも楽しみですね。
ざるそばと、おでん
ざるそばと、おでんをオーダー。
連れが頼んだ、温かいとろろそば、ひと足先に運ばれてきました。
![青梅市・御岳渓谷の、茶房ギャラリーついんくるの、とろろそば](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/11/DSC6351-2020-11.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
おっ、柚子が載っていますか。
柚子といえば青梅の名物、良い香りがします。
他人が頼んだものって、目の毒です。
せっかくだから、写真だけでも撮らせてもらいます。
![青梅市・御岳渓谷の、茶房ギャラリーついんくるの、ざるそばとおでん](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/11/DSC6358-2020-11.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
程なく、ざるそばとおでんも。
蕎麦は、信州から取り寄せた麺、とのこと。
![青梅市・御岳渓谷の、茶房ギャラリーついんくるの、ざるそば](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/11/DSC6362-2020-11.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
では、早速頂きます!
おお、喉越しが良い。
絶景越しで食べる蕎麦、やはり贅沢です。
![青梅市・御岳渓谷の、茶房ギャラリーついんくるの、ざるそばの海苔](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/11/DSC6360-2020-11.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
これでもか、と豪快に海苔が載っているのが嬉しい!
汁はやや甘口、疲れた体に染みます。
![青梅市・御岳渓谷の、茶房ギャラリーついんくるの、おでん](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/11/DSC6364-2020-11.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
茶屋のいえば、おでん。
特に秋は、温かいものが食べたいですよね。
500円なのに、かなりネタが入っています。
ダイコン、昆布、はんぺん、がんも、ちくわ、さつま揚げ、こんにゃく、玉子…
オールスターキャストな、おでんです。
コンビニのレジ横おでんで、これだけ頼んだら、500円じゃ収まらない。
![青梅市・御岳渓谷の、茶房ギャラリーついんくるのダイコン](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/11/DSC6402-2020-11.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
汁が染みた柔らかいダイコンが、美味い!
![青梅市・御岳渓谷の、茶房ギャラリーついんくるの、おでん](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/11/DSC6399-2020-11.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
おでんといえば、玉子。
なんで、ゆで卵がこんなに美味しくなるんですかね、おでんって。
「ついんくる」さん、この光景を眺めて、食事をする贅沢は、何物にも替えがたい贅沢ですよね。
そうそう、青梅街道側からも入店可能。
まずここで腹ごしらえをして、ここから遊歩道を歩く、なんていうのも良いでしょうね。
ここの景色だけで満足して、そのまま帰っちゃうかもしれませんが。
インフォメーション
アクセス・営業案内
JR青梅線・御嶽駅より徒歩9分
●茶房ギャラリーついんくる
営業時間… 11:00〜16:00
定休日… 水曜日、雨天等、悪天候の場合は休業することもあります
冬季休業(12〜2月)
住所… 東京都青梅市沢井3-412
電話… 0428-78-8762