目の前が渓谷! 絶景が魅力の、御岳渓谷・ついんくる

色鮮やかな紅葉、眩い新緑と、自然を満喫できる御岳渓谷。
「ついんくる」は、渓谷の遊歩道沿いにある茶屋です。
渓谷を見下ろしながら、食事やお茶を楽しめるお店。
せせらぎの調べに耳を傾け、のんびりと過ごすひとときは格別です。

御岳渓谷を望む東屋で、ごはんを食べる贅沢

渓谷探勝の、オアシス的茶屋

茶房ギャラリーついんくる

御岳渓谷の遊歩道は、約4km。
大部分が平坦とはいえ、やはり休憩をしがてら歩くと楽しいです。
せっかく休むなら、景色の良い場所でノンビリしたいものですね。
そんな、贅沢な願いを叶えるのが「茶房ギャラリーついんくる」。

お店は、遊歩道の脇の高台。
遊歩道と並行する、青梅街道との間にあります。

青梅市・御岳渓谷の、茶房ギャラリーついんくるの庭
「ついんくる」の庭

お店に入ると、風流な庭園が…
石灯篭まであり、中々、凝っています。
紅葉の時期は、モミジも美しい!

青梅市・御岳渓谷の、茶房ギャラリーついんくるの絶景
渓谷の絶景!

客席は、大きな東屋。
渓谷を見下ろせる、カウンター席もあります。
今風にいえば、オープンスエアかな?

客席から、手にとるように、渓谷が見渡せます。
長い竿を使えば、鮎が釣れそうです。
「ついんくる」の由来はと、訊ねてみると…

「和風なのに、なんでこの店名なの、って聞かれるけれど、よく分からないですよ〜」

と、他人事みたいなお返事(笑)
風光明媚な風景は、人をアバウトにするのでしょうか。
夜になったら、キラキラ星がキレイだから、とか、勝手に理由づけしましょうか。

主なメニュー

  • ざるそば・ざるうどん… 650円
  • かけそば・かけうどん… 650円
  • ととろそば・とろろうどん… 750円
  • 天ぷらそば・天ぷらうどん… 850円
  • 天然鮎塩焼き… 700円
  • おでん… 550円
  • 味噌田楽… 300円
  • おにぎり… 300円
  • いなりずし… 300円
  • コーヒー… 500円
  • 柚子ジュース… 500円
  • 日本酒… 400円
  • 瓶ビール… 500円

価格は税込みです。
観光地の茶屋ですが、きわめて良心的、ボッタクリ感のない明朗価格。
春には、山女魚の塩焼きもあり、これも楽しみですね。

ざるそばと、おでん

ざるそばと、おでんをオーダー。
連れが頼んだ、温かいとろろそば、ひと足先に運ばれてきました。

青梅市・御岳渓谷の、茶房ギャラリーついんくるの、とろろそば
とろろそば

おっ、柚子が載っていますか。
柚子といえば青梅の名物、良い香りがします。
他人が頼んだものって、目の毒です。
せっかくだから、写真だけでも撮らせてもらいます。

青梅市・御岳渓谷の、茶房ギャラリーついんくるの、ざるそばとおでん
ざるそばと、おでん

程なく、ざるそばとおでんも。
蕎麦は、信州から取り寄せた麺、とのこと。

青梅市・御岳渓谷の、茶房ギャラリーついんくるの、ざるそば

では、早速頂きます!
おお、喉越しが良い。
絶景越しで食べる蕎麦、やはり贅沢です。

青梅市・御岳渓谷の、茶房ギャラリーついんくるの、ざるそばの海苔

これでもか、と豪快に海苔が載っているのが嬉しい!
汁はやや甘口、疲れた体に染みます。

青梅市・御岳渓谷の、茶房ギャラリーついんくるの、おでん

茶屋のいえば、おでん。
特に秋は、温かいものが食べたいですよね。


500円なのに、かなりネタが入っています。
ダイコン、昆布、はんぺん、がんも、ちくわ、さつま揚げ、こんにゃく、玉子…
オールスターキャストな、おでんです。
コンビニのレジ横おでんで、これだけ頼んだら、500円じゃ収まらない。

青梅市・御岳渓谷の、茶房ギャラリーついんくるのダイコン

汁が染みた柔らかいダイコンが、美味い!

青梅市・御岳渓谷の、茶房ギャラリーついんくるの、おでん

おでんといえば、玉子。
なんで、ゆで卵がこんなに美味しくなるんですかね、おでんって。

「ついんくる」さん、この光景を眺めて、食事をする贅沢は、何物にも替えがたい贅沢ですよね。
そうそう、青梅街道側からも入店可能。
まずここで腹ごしらえをして、ここから遊歩道を歩く、なんていうのも良いでしょうね。
ここの景色だけで満足して、そのまま帰っちゃうかもしれませんが。

インフォメーション

アクセス・営業案内

JR青梅線・御嶽駅より徒歩9分

茶房ギャラリーついんくる
営業時間… 11:00〜16:00
定休日… 水曜日、雨天等、悪天候の場合は休業することもあります
冬季休業(12〜2月)
住所… 東京都青梅市沢井3-412
電話… 0428-78-8762

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