新緑・紅葉の名所、青梅市・御岳渓谷。
御岳〜沢井間のメジャーコースは、シーズン休日ともなると、賑やかです。
反面、マイナーな下流は静寂な小路。
静けさを求め、マイナーコースを散策しました。
目次
静けさを求め、御岳渓谷マイナーコースを歩く
下流は静かな、御岳渓谷
新緑・紅葉で名高い、御岳渓谷。
人気スポットだけあり、シーズン休日は、それなりの人出となります。
御岳渓谷で混むのは、御嶽駅〜沢井駅間。
上流の御嶽駅から歩き、沢井駅近くには小澤酒造も。ほろ酔い気分となれば、もう歩く気がしませんよね。
でも、沢井に下流にも遊歩路は続きます。下流部は、打って変わって静か。
今回は、JR青梅線・軍畑駅を起点に、遊歩道の最下流から、上流へ歩きます。
軍畑駅から南へ下り、青梅街道を右折します。
青梅街道を500m弱歩くと、左手に御岳渓谷遊歩道・入口に到着。年季の入った道標が、いかにもマイナーコースの趣きです。
御岳渓谷遊歩道入口から、楓橋へ
やや急な石段を下り切ると、多摩川・御岳渓谷の岸に出ます。
マイナーコースですが、紅葉は見事のひと言！
ヤブから顔を出す道標。どのくらい、風雨に晒されたのでしょうか？
やや狭い道ですが、しっかり整備され、安心して歩けます。
渓谷のすぐ近くの遊歩道。秋ならば、せせらぎと紅葉が一度に味わえます。
逆光に透ける紅葉が、ステンドグラスのよう。
例年、紅葉の見頃は11月中旬ですが… 木によって、枝によって色づき具合が違い、錦絵のようです。
渓谷の桟橋。ちょっぴりスリルがあります。
昼なお陰る谷と、眩しい空と太陽。陰と陽の摂理でしょうか。
岩で休憩中の、シラサギ。どこから来て、どこへ向かうのでしょう？
遊歩道入口から約1km歩くと、楓橋のたもとに到着。澄みきった清流が印象的です。
楓橋から、御嶽駅へ
楓橋の手前から、少し登ると小澤酒造。食事や利き酒体験もできる、人気スポットです。
2021年秋には、CAFE 雫もオープンしました。
小澤酒造から、JR御嶽駅方面へ。ここからは、メジャーコース。
急に人も多くなり、賑やかになりますね。
心なしか、秋の風にススキがなびきます。
しばらく歩くと、鵜の瀬橋に到着。紅葉の名所で、東屋もあり休憩にピッタリです。
華麗にして、豪華絢爛。
メジャーコースらしく、遊歩道沿いに茶屋もあります。お蕎麦でもどうぞ。
紅葉の季節なのに、名残のホトトギスが咲いています。
平坦な道を進むと、対岸には玉堂美術館のイチョウ。
帰りに美術館に寄るのも良いですね。
岸を離れ、JR御嶽駅まではすぐです。
駅前の御岳大橋から、今歩いた御岳渓谷が一望できますよ！
玉堂美術館の紅葉も一見の価値があります。是非、お立ち寄りを！
右岸・上流部の遊歩道も、御岳渓谷を静かに散策出来ます！
インフォメーション
マップ
JR青梅線・軍畑駅 …〈15分〉… 御岳渓谷遊歩道入口…〈20分〉… 楓橋…〈15分〉…鵜の瀬橋 …〈20分〉… JR青梅線・御嶽駅
ー計1時間10分ー
コースの状況など
- ほぼ、平坦なコース
- 滑りにくい靴が吉。
- 紅葉時期の休日は混雑する。
問い合わせ先
●御岳ビジターセンター
https://www.ces-net.jp/mitakevc/index.html
●青梅市観光協会
https://www.omekanko.gr.jp/
