関東武士の平将門。西多摩にも数多くの伝承が残ります。
日本武尊ゆかりの、奥多摩町・将門神社もそのひとつ。
山麓に佇む神社と訪ね、旧青梅街道を往く、静かな山里を満喫しました。
その名も「将門神社」を訪ねる
鳩ノ巣渓谷近くの、古社へ

東京有数の渓谷美を誇る、鳩ノ巣渓谷。
将門神社は、渓谷近くの山麓に位置します。

起点は、JR青梅線・鳩ノ巣駅。

木造駅舎が、旅情を誘います。

駅から青梅街道へ下り、左折します。

渓谷沿いの道を往くと、右手に稲荷神社が現れます。

稲荷神社の先でカーブとなり、左手に将門神社の入口があります。

崖に付けられた道を登ります。

舗装こそされていますが、狭い道が続きます。

秋はヤクシソウなどの野草も。

眼下には、鳩ノ巣大橋(手前)と、その名も将門大橋が望めます!

ひと登りすると、三叉路に到着。グルッと回り込み、東の道を登ります。

少し登ると、将門神社の鳥居に到着。
三田氏ゆかりの将門神社

鳥居をくぐり、参道の石段を登ります。

狛犬が鎮座する拝殿。

神社の境内は、やや幅広い尾根上を利用しています。山中ながら、意外と広い!

遠く、樹間から山並みを背景に、狛犬の勇姿。

将門神社のルーツは、日本武尊の祭る、多摩八座・穴沢天神。
日本武尊が東国平定の折に、スサノオ・大国主命(おおくにぬしのみこと〜出雲大社の主祭神)を祀ったと伝えられます。

戦国時代、この地を統治した三田氏が、地域の総鎮守として祀りました。
拝殿の家紋は三田氏の「三つ巴」です。
青梅・天寧寺には、「大檀那平氏朝臣将門之後胤三田弾正忠政」と記された鐘があります。
つまりは、三田氏は自ら「将門の後裔」を名乗っていました。
天寧寺は、青梅線・東青梅駅から徒歩圏内。帰りに途中下車するのも良いでしょう。

拝殿前の狛犬。陶器製でしょうか、カラフルな色使いです。

子持ちの狛犬!安産、子宝、子孫繁栄の象徴でしょうか?

まるでバッハのような髪型?G線上の狛犬さんです。

境内には、穴沢天神の奇石もあります。
穴沢天神宮を経て、旧青梅街道を散策

拝殿左から西へ往くと、将門山不動尊が鎮座。

奥多摩町指定文化財の「伝三面不動尊立像」が安置されています。

不動尊手前には「穴澤天神社」。
あきる野市にも同名の神社があり、平安時代の延喜式神明帳にも記載された、由緒ある古社です。
なんらかの関係があるのでしょうか?

不動尊の前から西へ下ります。

意外と険しくできれば、トレッキングシューズが歩きたい道です。

坂道を下ると舗装道路に出ます。右折して西へ進みます。
お地蔵さんもあり、単なる林道ではなさそう…

明治43年(1910年)発行の地図を見ると…
現在より北側に青梅街道がありました。その旧道が残っているのでしょう。

道端には湧き水も。かつての旅人は、ここで喉を潤したのか?

段丘に沿った道を歩きます。

道端には馬頭観音。観音菩薩の変化身、旅往く人たちを見守る仏様です。

眼下には青梅線も。

棚沢の集落。佳き佇まいです。

坂を下り、棚沢コミュニティセンター近くの踏切を渡ります。
踏切の先で左折すれば、鳩ノ巣駅の到着します。
鳩ノ巣駅近くの蕎麦店「鳩美」。手打ち蕎麦が堪能出来ます。
カフェ山鳩もオススメ。ハヤシライス等フードメニューも人気のカフェです。駅チカだから、列車の待ち時間に立ち寄ると良いでしょう。
インフォメーション
マップ
JR鳩ノ巣駅… 10分 …将門神社入口… 15分 …将門神社… 10分 …不動尊… 25分 …JR鳩ノ巣駅
ー計1時間ー
コースの状況など
- 行程は短いが、一部は登山道のような道。
- トイレは鳩の巣駅前にある。
- 雨の日は滑りやすく、注意。






























