奥多摩湖畔の、都立「山のふるさと村」。
キャンプ場、ケビン、ビジターセンター、自然体験などが楽しめる施設です。
施設内の「カフェやませみ」は、本格キーマカレーと、新鮮なヤマメのフライが人気のレストラン。
自然豊かなロケーションで、美味しい食事が楽しめます。
目次
森の中で食べる、感激のキーマカレーと、「奥多摩やまめ」のフライ
自然体験施設の、オシャレなカフェレストラン
東京都・奥多摩町の「ごはんcafeやませみ」。
東京都が開設した自然体験施設「山のふるさと村」内の、レストランです。
「山のふるさと村」は、キャンプやBBQも楽しめ、都心からは遠いのに人気スポット。
付近では、本格的な山登りから、手軽なトレッキングコース、釣りまで楽しめます。
奥多摩湖の近く、三頭山(都民の森)を通る、奥多摩周遊道路からアクセスが良いこともあり、ツーリングやドライブで立ち寄る方も多いです。
「ごはんcafeやませみ」はビジターセンター横。
なにせ、付近は人家もない山奥です。ここに通年営業のレストランがあるのは、それだけでも心強いです。
店前のモニュメント。木彫りのヤマセミが、可愛いですね!
天井の高い店内は、広々しています。秋なら、大きな窓から、ヌクヌクしながら、紅葉狩りもできます。
素敵なティーカップの数々。
壁には、素朴なペイント画。
さり気なく置かれた小物も、良い雰囲気。居心地良すぎで、長居したくなります。
せっかく自然豊かな所なのに、ある意味、罪づくりな店です(笑)
主なメニュー
- 奥多摩やまめのフィッシュバーガー… 990円
- 奥多摩やまめフライ定食… 1,650円
- チーズハンバーグ定食… 1,320円
- やませみよくばりプレート… 1,320円
- オリジナルキーマカレー… 880円
- トンカツ定食… 1,100円
- 豚ロースみそ漬け焼き定食… 1.320円
- 本日のケーキ…440円
- エスプレッソ ソロ…330円
- アメリカーノR… 330円
- アイスコーヒー… 330円
- カフェラテ… 440円
- オーガニックルイボスティ… 440円
価格は税込みです。フードメニューは、ランチ時(11:00〜15:00)の提供です。
「ごはんcafeやませみ」は、2020年に先代が引退、現オーナーが引き継ぎ、リニューアルしました。
やませみといえば、名物キーマカレーですが… 先代からレシピを引き継ぎ、今も人気メニューです。
やませみよくばりプレート
せっかく来たのならキーマカレー、なのですが、「奥多摩やまめ」のフライも美味しいらしい、と耳にしました。
どうしようか悩んでいたら、意外な解決策が…
キーマカレーと、ヤマメのフライがセットとなった、メニュー「やませみよくばりプレート」がありました。
これですよ、これ!
きっと、カレーにするか、ヤマメフライにすべきか、優柔不断な方が多いのでしょうね。
キーマカレーと、ヤマメのフライが2個。贅沢ですね!
普通のキーマカレーに比べ、野菜の分量が多いです。それもクタクタになるまで、煮込まれています。
「水は、使っていないのですよ」
なんと無水カレー。野菜の水分だけで煮込んだ、濃厚カレーです。
このひと皿に、かなりの野菜が入っているはず。
野菜の旨味、肉の旨味が濃縮されています。やや辛口のスパイシーなカレーを、野菜の甘みで包み込んだ、珠玉の味わい。
キャンプ場隣接のレストラン、ともいえますが… キャンプのカレーじゃない、超本格カレーです。
もうひとつの目玉、「奥多摩やまめ」のフライ。
「奥多摩やまめ」は、奥多摩さかな養殖センター(旧 水産試験場奥多摩分場)が品種改良した、大型のヤマメです。
実は、ヤマメとマス(サクラマス)は、遺伝的には同じ魚。
川で一生を終えるのをヤマメ、海へ下り、産卵のため川に戻るサクラマスと、生育環境で区別しているだけです。
サクラマスに比べ、ヤマメは小さいのが特徴です。ヤマメは養殖できるけれど、小さいゆえに、食べ方がやや限定されてしまいます。
マスのように大きくなれば、養殖でも様々な料理が、出来るわけです。
「奥多摩やまめ」が開発されたのも、このような背景があったのでしょうね。
ウンチクはともかく… ほんのり紅い身の「奥多摩やまめ」は、脂も乗ってマスにも似た味わいです。
とはいえ、やや淡白な繊細さも持ち合わせた、絶妙なバランスです。
魚のフライには、やっぱりタルタルソース。
これは、美味い!サーモンやマスの好きな人ならば、絶対に好きな味ですね。
よくばりプレートは、スープ・サラダ付きです。
キャベツ入りのオニオンスープ。キャベツのエキスが、旨味の深みを増しています。
サラダはシャキシャキキャベツと、キュウリやコーン。ドレッシングの爽やかな酸味が、カレーの箸休めとして良いですね。
無水キーマカレーと、「奥多摩やまめ」のフライを満喫できる、「ごはんcafeやませみ」。
奥多摩湖へ行くなら、立ち寄りたいお店です。
なお、「奥多摩やまめ」は供給量が少なく、売り切れ御免。
やませみさんに限らず、品薄気味なのです。
運良く食べられるようならば、機会を逃さず、どうぞ!
インフォメーション
アクセス・営業案内
JR青梅線・奥多摩駅より、西東京バス「鴨沢西」「丹波」「小菅の湯」「留浦」行にて「小河内神社」バス停下車、徒歩45分
駐車場… あり
無料送迎バス…
奥多摩駅より「やませみ号」を運行。10人以上の団体利用が優先だが、少人数でも送迎可能な場合あり。電話(0428-86-2324)にて確認。
土・日・祝日の15:40に、山のふるさと村→奥多摩駅までの無料送迎バスを運行。
●ごはんcafeやませみ
Webサイト… https://okutama-yamasemi.cafe
営業時間… 10:00〜16:30 ランチタイムは、 11:00〜15:00(L.O.14:30)
定休日… 火・水曜日(8月・11月は火曜日のみ定休)
住所… 東京都西多摩郡奥多摩町川野1740
電話… 0428-86-2552
●東京都立奥多摩湖畔公園 山のふるさと村
Webサイト… https://www.yamafuru.com
開園時間… 9:00~17:00 ※各施設は16:30に閉館。
休園日:年末年始(12/29~1/3)
住所… 東京都西多摩郡奥多摩町川野1740
電話… ビジターセンター 0428-86-2551 キャンプ場・送迎バス 0428-86-2324
※車でのアプローチの場合、奥多摩周遊道路通行時間は、9:00~18:00