日の出町・つるつる温泉近くの、73+Café(ナナサンカフェ)。
2022年7月にオープンの、秘境カフェです。
サイフォン&ドリップの本格コーヒーと、自家製ジンジャエール。
じっくり煮込んだ牛スジカレーも魅力です。
目次
東京の奥座敷の、本格コーヒー&牛スジカレー
ホタル舞う川沿いの、秘境カフェ
![日の出町・平井川](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2022/09/DSC1343-2022-09.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
日の出町の平井川。初夏にはホタルも舞う、東京都内とは思えない自然豊かな場所です。
近くには、町営・日帰り入浴の「つるつる温泉」もあります。
![日の出町 73+Café(ナナサンカフェ)](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2022/09/DSC1381-2022-09.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
2022年7月、つるつる温泉近くにオープンした、73+Café(ナナサンカフェ)。
![日の出町・73+Café(ナナサンカフェ)入口](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2022/09/DSC1346-2022-09.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
都道184号線沿いですが、ちょっと目立たないので、看板を目印に。
![日の出町 73+Café(ナナサンカフェ)の、店内](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2022/09/DSC1398-2022-09.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
ナナサンカフェは、バイク修理工場・鈴木オートに併設されたカフェです。
鈴木オートは、知り人ぞ知るバイクのメンテナンス工房。全国から修理依頼が舞い込みます。
「広いスペースが魅力で、この場所を選んだのですよ」と店主さん。
![](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2022/09/DSC1383-2022-09-1.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
自然豊かな場所ゆえ、近くにはカフェやレストランが、ほとんどありません。
工場へ訪れる人はもちろん、観光客・登山客も多いこの場所。ならば、カフェを併設しようと、一念発起して開業したそうな。
![日の出町 73+Café(ナナサンカフェ)の、カウンター席](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2022/09/DSC1400-2022-09.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
外観は整備工場そのものですが、中はお洒落な雰囲気。そのギャップに驚きます。
![日の出町 73+Café(ナナサンカフェ)の、バイク](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2022/09/DSC1364-2022-09-1.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
店内にはBMWなどのバイクがずらり。ピカピカに磨き上げ、丁寧な仕事ぶりが伺えます。
![日の出町 73+Café(ナナサンカフェ)の、囲炉裏](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2022/09/DSC1373-2022-09.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
元々は製材所で、中には囲炉裏もあります!
バイクの修理工場に囲炉裏って、日本でここだけ? ということは、世界唯一かも!
もちろん、バイク乗り以外の方も大歓迎です。気さくな店主で、初めてでも居心地の良いカフェですよ。
主なメニュー
- 牛スジカレー… 800円
- ミートボールスパゲティー… 800円
- ホットサンド… 600円
- ドリップコーヒー… 500円
- サイフォン式コーヒー… 600円
- アイスコーヒー… 600円
- カフェオレ(ホット)… 600円
- カフェオレ(アイス)… 650円
- ホットティー(ポット)… 500円
- コーヒーシェーク… 600円
- 特製レモンスカッシュ… 450円
- 特製ジンジャエール… 450円
- ジュース各種… 200円
- ソフトクリーム… 380円
- かき氷… 350円〜
- 日替わり焼き菓子… 200円
価格は税込みです。
コーヒーはドリップに加え、サイフォンも。両方飲めるカフェは、都心でも珍しいでしょう。
カレーやスパゲティー、ジンジャエールも自家製。
良い意味で職人気質で凝り性な性分、メニューも山奥とは思えない本格派ですね。
トロトロ煮込んだ、極旨牛スジカレー
![日の出町 73+Café(ナナサンカフェ)の、牛スジカレー](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2022/09/DSC1423-2022-09-1.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
お食事メニューは少数精鋭。税込800円の牛スジカレーを注文しました。
一見、小ぶりのカレー皿ですが… 底が深くて中々のボリューム。
![日の出町 73+Café(ナナサンカフェ)の、牛スジカレー](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2022/09/DSC1415-2022-09.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
これは、美味そうな予感。
![日の出町 73+Café(ナナサンカフェ)の、牛スジカレー](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2022/09/DSC1470-2022-09.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
じっくり煮込んだ牛スジはトロトロです。タマネギも、とろけるような柔らかさ。
![日の出町 73+Café(ナナサンカフェ)の、牛スジカレー・福神漬け](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2022/09/DSC1472-2022-09.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
ちょっぴり甘い福神漬けは、箸休めに最高ですね。
![日の出町 73+Café(ナナサンカフェ)の、牛スジカレーの具](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2022/09/DSC1500-2022-09-1.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
ルーは、トマトの旨みを活かした中辛。
存在感あるトマトですが、分量が絶妙なのか、スパイスの香りも両立した秀逸なカレーです。
ドリップ、 サイフォンを飲み比べ
せっかくなので、ドリップとサイフォンを飲み比べて見ましょう。
![日の出町 73+Café(ナナサンカフェ)の、オリジナル・ブレンドコーヒー](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2022/09/DSC1438-2022-09.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
まずはドリップです。1杯ずつ丁寧に淹れた、オリジナルブレンドです。
![](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2022/09/DSC1452-2022-09-4.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
酸味は抑え気味、爽やかな苦味と香りで、ストレートでも飲みやすいコーヒーです。
![日の出町 73+Café(ナナサンカフェ)の、オリジナル・ブレンドコーヒー](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2022/09/DSC1480-2022-09.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
埼玉県・入間市の銘店、サリューコーヒーの豆を使用。
雑味も少なく、山登りの後など、疲れた時に飲むのにも向いたテイストですね。
![日の出町 73+Café(ナナサンカフェ)の、サイフォン](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2022/09/DSC1532-2022-09.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
お次はサイフォン。注文が入ってから沸騰・ろ過します。
淹れるのを眺めると、科学の実験みたいで面白いですよ。
![日の出町 73+Café(ナナサンカフェ)の、サイフォンコーヒー](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2022/09/DSC1537-2022-09.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
店内に、芳しい香り。
![日の出町 73+Café(ナナサンカフェ)の、サイフォンコーヒー](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2022/09/DSC1544-2022-09.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
サイフォンは、やや酸味の強いテイスト。酸味を楽しむならストレートでしょうか。
砂糖を入れると、まろやかとなり、味の輪郭がクッキリ浮かびます。
ドリップとサイフォン、どっちがオススメかは…
もう好みとしか、言いようがありません。
強いていえば、酸味を楽しむならサイフォン、バランス重視ならドリップでしょうか。
どちらを選んでも、それぞれコーヒーの奥深さを楽しめますよ。
隠れた逸品、自家製ジンジャエール
![日の出町 73+Café(ナナサンカフェ)の、ジンジャエール](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2022/09/DSC1556-2022-09.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
メニューで気になったのは、ジンジャエール。
自家製ジンジャエールは、徐々に増えて来ましたが、まだまだ貴重です。
![日の出町 73+Café(ナナサンカフェ)の、ジンジャエール](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2022/09/DSC1597-2022-09.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
生姜の苦味とレモンの酸味、ハチミツの甘み。喉越しも良く、スッキリとした苦味が味わえます。
カレーと2杯のコーヒー、そしてジンジャエールと長居しまししたが…
秘境というと大げさですが、清流沿いのカフェでくつろぐ休日も良いですよ。
![日の出町 73+Café(ナナサンカフェ)の、野外パラソル席](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2022/09/DSC1612-2022-09.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
そうそう、天気の良い日ならば、野外のパラソル席でくつろぐのも良いでしょう。
日の出山方面のハイキングにも、使い勝手の良い場所。
野外なら、登山で靴が汚れた方も気兼ねないでしょう。
夜19時まで、営業しているのも心強いです。
インフォメーション
アクセス・営業案内
JR五日市線・武蔵五日市駅より、西東京バス「つるつる温泉」行にて「一の護王下」バス停下車・徒歩2分
駐車場… あり
●73+Café(ナナサンカフェ)
Webサイト… https://mobile.twitter.com/rinten73(ツイッター)
営業時間… 11:00〜19:00
営業日… 土・日曜日・祝日 平日はツイッターにてお知らせ
住所… 東京都西多摩郡日の出町大久野4270
電話… 042-518-7003