青梅市・黒沢の、トルコカフェRugTime’mutluluk(ラグタイム ムトルルク)。
織物工場を改築した、トルコ料理店が頂けるカフェです。
イスタンブールの名物料理、本場仕込みのサバサンドが、絶品です。
目次
トルコ直伝のサバサンドを、里山のカフェで
キリム織りの工房にある、小さなカフェ
市街地からトンネルを抜け、長閑な山村風景が広がる、青梅市・黒沢。
小さな川を渡り、トルコカフェRugTime’mutluluk(ラグタイム ムトルルク)へ。
元織物工場の木造家屋は、歴史を感じる重厚な造りです。
玄関には、オシャレな看板。
中へ入ると、エキゾチックな雰囲気です。トルコは、西洋と東洋の交差点、だものね。
上を見上げると、糸を巻く車輪。織物工場の面影でしょうか。
元々ここは、トルコの草木染めのキリム工房。スペースの一角で、カフェを始めたのだとか。
キリムとは、トルコなど中東の織物。
ここでは、絨毯のコレクションも販売しています。
ペルシャ絨毯ほど有名ではありませんが、デザインも美しく、見ていると欲しくなりますね。
ネット通販でも買えますよ。
なぜか、室内にテントが。
「寒いから、テント張っちゃったのですよ」
寒ければ、テントの中でも、お茶できます。チョッピリ、遊牧民の気分?
陶器や銅器も。料理が出来上がるまで、見ていて飽きません。
主なメニュー
価格は税込みです。
フードメニューは、予約か、事前に電話で確認すると安心。
ドリンク類には、お茶受け付きです。
異国情緒が味わえるメニューですね!
なお、メニューは季節によって、多少変わる可能性があります。
サバサンドのランチプレート
サバサンドのランチプレートを、お願いします。
サバサンドと、豆・野菜料理のプレート。
「トルコ料理というと、ケバブのような肉料理が有名ですが、家庭では野菜や豆もたくさん食べるのですよ」
まずは、トルコの名物料理、サバサンド。サバとトマト、タマネギなどと野菜がタップリ。
中々、ボリュームあります。
脂ののったサバと、さっぱりしたトマトの酸味。青魚とトマトは、相性抜群です。
トルコ風のパン。トルコは、ひとりあたりのパン消費量が世界一。
パンと料理の相性が良いのも、頷けます。
フムス(豆のペースト料理)と、野菜の数々。文字通り、色とりどり。ハーブの香りも良いです。
それにしても、紫キャベツきれいですね!
ヨーグルト風味の自家製ドレッシングが、また美味い!
タップリの豆と野菜は、食物繊維も多く、身体が喜びそうな逸品ですね。
ランチプレートは、ドリンク付き。数種類のドリンクから、トルココーヒーをチョイスしました。
コーヒーの粉を煮出して作る、独特の風味です。
コッテリと、濃厚な味わい。砂糖を入れると、マイルドな苦味となります。
カップの底に粉が。粉っぽい、というより、ネットリとした喉越しです。
お茶受けは、ヘルワと呼ばれる、キビ糖のお菓子。コーヒーの苦味と相性が良いですね。
トルコ料理ですが、総じて日本人好みかと。
イスタンブールの緯度って、日本だと青森県とほぼ同じ。
温帯性気候の料理は、日本料理の素材を活かした味付けと、通ずるところがあるのでしょう。
元織物工場というロケーションも良いですし、ちょっと旅行気分で出かけると楽しいカフェです。
インフォメーション
アクセス・営業案内
JR青梅線・東青梅駅より、都営バス「成木循環(梅74甲・乙)」、西武バス「飯能駅」行にて、「黒沢神社」バス停下車、徒歩1分
●トルコカフェRugTime’mutluluk(ラグタイム ムトルルク)
Webサイト…
https://www.instagram.com/rugtimecook/(カフェ・インスタグラム)
https://rugtimelabo.thebase.in(キリム草木染めのサイト)
営業時間… 11:00~17:00(ランチは11:30〜L.O.16:00)
定休日… 水曜日
住所… 青梅市黒沢2-812
電話… 090-8778-6892
(4〜11月限定)