永山丘陵から、青梅草咲く栗平へ、春をめぐるトレッキング

青梅・永山丘陵から、東京の山里・栗平への、日帰りトレッキング。
栗平では、フクジュソウの原種、青梅草の自生地。
ちょっとスリリングなコースですが、丘陵の展望と、山里の花が楽しめます。

展望の丘陵から、青梅草自生地の山里へ

日帰り登山でご来光?

青梅市・永山丘陵・青梅の森からの日の出(朝日)
青梅の森・展望台

JR青梅線・青梅駅から、東へ200mほど、北へ折れ小さな跨線橋を渡ります。
永山公園通りの坂道を登りきると、青梅鉄道公園の入口。
左へ曲がると、永山公園となります。

朝、6時くらいに青梅駅を立てば、青梅草の季節(2月上旬〜下旬)ならば、朝日も見られます。
青梅線・中央線沿線の方なら、早起きすれば間に合いますよ。
この時期、晴れの日も多いですしね。
日帰り登山でご来光が、楽しめるのです!

青梅市・永山丘陵・青梅の森からの夜景・朝焼け
青梅の森・展望台からの展望

朝日の絶好ポイントに、寄り道するには…
公園の道を進むと、第二休憩所の下に出ます。
「青梅の森」の指導標に従い、右の道に入ります。
分岐から3分程度、右手にほんの少し小高くなった、展望台があります。

青梅市・永山丘陵・青梅の森からの日の出(朝日)
展望台からの朝日

ここから、朝日が見られます。
ベンチもあるので、コーヒーでも淹れつつ優雅に日の出、なんてことも出来ますよ!

永山丘陵から、矢倉平へ

青梅市・永山丘陵の縦走路

永山丘陵・縦走路へ戻り、西へ向かいます。
幅の広い遊歩道が、続きます。

青梅市・永山丘陵の第三休憩所
第三休憩所

少し歩くと、第三休憩所。
東屋もあり、小休止にはもってこい。

青梅市・永山丘陵の遊歩道で、犬の散歩

朝だと、犬の散歩の人も。
道が良いので、ジョッキングやトレールランニングの人も多いです。
青梅マラソンに、出場するのかな?

青梅市・永山丘陵からの光景


気持ちの良い道が、進みます。
左手には、木の間から、青梅の町並みも。

青梅市・永山丘陵から、裏宿町

ところどころ、町へ下る道もあります。
上の写真は、裏宿町へ下る道。
ルパンもビックリな、正義の味方の俊足泥棒、裏宿七兵衛の生まれ故郷です。

第四休憩所

第四休憩所を過ぎ、少し歩くとトイレ。

青梅市・永山丘陵のトイレ
トイレ

これ以後、登山道にはトイレはないので、念の為。

青梅・永山丘陵の里山風景

この付近は、地味ながら、良き里山の風情が残るスポットです。

青梅市・永山丘陵の矢倉台
矢倉台の休憩所

トイレからしばらく歩くと、矢倉台。
永山丘陵の入口から、1時間程度でしょうか。
矢倉台は、戦国時代、この地の豪族・三田氏が物見やぐらを造った場所。
なるほど、多摩川もよく見え、敵の動向を知るには、絶好の見晴らしです。

青梅市・永山丘陵・矢倉台から、大岳山
矢倉台から大岳山

奥多摩の山も、よく見えます。

青梅市・永山丘陵・矢倉台から、富士山

遠く富士山も、望まれます。
手前の山に隠れ、恥ずかしそうに少しだけ。

青梅市・永山丘陵・矢倉台のツバキ

付近にはツバキの花も、咲いています。

矢倉台から、青梅草咲く、栗平集落へ

青梅市・永山丘陵のノスザワ峠の道標
ノスザワ峠

矢倉台から、西へ向かいます。
今までの遊歩道然とした道から、だんだん登山道らしくなります。

途中、三方山は北側の道で、巻きます。
三方山には三角点がありますが、展望はありません。
三方山から少し歩くと、ノスザワ峠。
ここを北に折れ、栗平の集落へ下ります。
ここからは、やや熟練者向け、地図が必須のルートです。
できれば、スマホのGPSアプリで、現在位置を確認しつつ、歩きましょう。

登山やイヤだけれども、青梅草を見たい、という方は、この記事をご覧ください。

青梅市・永山丘陵から栗平への道の急坂

快適な永山丘陵とうって変わり、険しい下り。
ロープを頼りに、歩きます。

急な道を下りきり、少し上り返します。
国土地理院の2万5千分の1地図では、登り返さずに中腹を巻きながら向かう道となっていますが、実際には414m峰方面に、少し登ります。

青梅市・永山丘陵から栗平への道
赤テープを目印に

また、この付近は道標がなく、赤テープを目印に歩きます。

青梅市・永山丘陵から栗平への道
栗原方面への分岐

414m峰に向かう道の右手に、栗平方面への分岐があります。
(巻末の登山地図を参照)
ちなみに、414m峰への道は、踏み跡こそありますが藪道となり、頂上も展望が利きません。

青梅市・永山丘陵から栗平への道

竹林を抜け、道は尾根道となります。

青梅市・栗平の雑木林

尾根道が緩やかとなり、右手下には栗平の集落、左には雑木林。
快適な道へと、変わります。

青梅市・栗平集落
栗平集落

急坂を回り込むように下ると、栗平集落へ到着。

青梅市・栗平の、賢治の農学校
賢治の農学校

賢治の農学校の前を通ります。
子供向けの自然教室などを行う、ボランティア活動の拠点です。

栗平集落の青梅草

青梅市・成木・栗平の青梅草
青梅草

栗平には、フクジュソウの野生種、青梅草が自生しています。
フクジュソウは二重が多いけれど、青梅草は一重。
イマイチ、見分けがつきませんが…
日当たりの良い斜面に、所狭しと咲いています。

青梅市・成木・栗平の青梅草

青梅草は、2月から3月にかけて咲きます。
筆者が訪れたのは2月中旬ですが、満開でした。

青梅市・成木・栗平の農村風景
栗平の畑

付近は、長閑な山里。
東京とは思えない、風情です。

青梅市・成木・栗平の梅

山を背景に、梅も咲き始めました。

青梅市・成木・栗平の紅梅
青梅市・成木・栗平の白梅
青梅市・成木・栗平の薄紅の梅

赤、白、薄紅と、色とりどり。

花を満喫したら、下山します。
しばらく山道を下ると、林道へ出ます。

山道入口

林道を右に下ると、都道193号線に出ます。
都道を右に曲がると、すぐに都営バス「赤仁田」停留所がありますが、昼間は殆ど、バスがありません。
都道を東に進み「成木八丁目」交差点を左折すると、都営バス「坂下」バス停。
バスで、JR青梅線方面(青梅・東青梅・河辺)の駅へ向かいます。

なお、このバス路線は循環運転です。
便により同じ行き先でも、時計回りの「トンネル回り」、反時計回りの「小曽木回り」があります。
乗るべきバスが道の反対車線だった、ということがないよう、乗車位置に注意してください。

インフォメーション

登山地図

青梅・永山丘陵から栗平の登山地図(ハイキングマップ)
電⼦地形図(国⼟地理院)を加⼯して作成

JR青梅線・青梅駅 …〈15分〉… 青梅丘陵入口 …〈25分〉…展望台 …〈50分〉… 矢倉台…〈1時間30分〉… ノスザワ峠 …〈30分〉…栗平集落 …〈10分〉… 山道入口…〈15分〉…都営バス・赤仁田バス停 …〈15分〉… 都営バス・坂下バス停
ー計4時間10分ー

コースの状況など

  • 永山丘陵の縦走路は、アップダウンも穏やかで快適。
  • 栗平への道は、道標もなく分かりにくい。
    初心者のみでの入山はしないほうがよい。
    スマホのGPSアプリ等で、現在位置を確認すると良い。
  • ノスザワ峠からの下りは急坂、要注意。特に降雪直後や雨の日は注意。
  • コース上に水場はない。
  • 日の出を見る際は、ヘッドランプが必要。
  • 帰りのバスは、1時間に1本程度。
  • 起点のJR青梅駅前には、24時間営業のセブンイレブン、朝7時から営業のオリジン弁当・モスバーガーがある。

問い合わせ先

都営バス
https://www.kotsu.metro.tokyo.jp/bus/

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