わが愛しの「おっぱい山」への山旅|東京の名瀑・天狗滝〜馬頭刈尾根へ

奥多摩・大岳山から派生する馬頭刈尾根。
メジャーな山域ながら、静かな山歩きが楽しめます。
檜原村・千足から、名瀑綾滝・天狗滝を経て、馬頭刈尾根の「おっぱい山」へ。
フィナーレは、山上の高明神社跡から参道を下ります。

大岳山・馬頭刈尾根〜高明神社の静かな山歩き

千足バス停から、綾滝へ

起点は、檜原村・千足バス停。JR五日市線・武蔵五日市から、小岩・藤倉方面行のバスに乗車、25分ほどです。

檜原村・千足登山口入口

バス停近くの「東屋商店」北の道を右折。

檜原村・檜原神社

檜原神社の鳥居前を左へ進みます。

檜原村・千足の公衆トイレ

バス停から300mほど坂道を上ると、右手に公衆トイレが現れます。この付近で支度をするのも良いでしょう。

檜原村・千足の朝日を浴びた山々

振り返ると、朝の光りに輝く峰々が見えます。

檜原村・千足の林道ゲート

トイレから更に上ると、林道のゲート。駐車場はないので、マイカー登山の方ご注意を。

檜原村・千足登山口

ゲートから300mほど進むと、登山口に到着します。

檜原村・綾滝登山道の、沢

登山口から少し登り、沢を渡ります。

檜原村・綾滝付近の分岐路

沢の先に道標があります。
天狗滝をパスするルートとの分岐です。今回は天狗滝経由で登ります。

檜原村・天狗滝付近の岩場

小天狗滝近くを通り、天狗滝手前で岩場が現れます。

檜原村・天狗滝

岩場を超えると天狗滝に到着。優雅ですが、意外と訪れる人が少ない滝です。

夏はヤマユリも自生し四季折々楽しめます。

檜原村・天狗滝付近の急登

天狗滝からはやや急登に。

檜原村・綾滝付近の道標

直接、綾滝へ登る道と合流し、緩やかな道となります。

檜原村・綾滝

綾滝に到着。好天の続く晩秋のためか、水量は少なめです。

綾滝から馬頭刈尾根へ

檜原村・綾滝付近の「道悪いし」の注意書き

綾滝から少し登ると「この先注意道悪し」の標識が。
道が悪い、というよりも… 尾根に出るまで、キツい急登となります。

檜原村・綾滝付近の急登

平均勾配を計算すると、約32度!実に、北アルプス剣岳・早月尾根より急です。
まあ、標高差は200m程度、ノンビリ歩くことにします。
ここは「関東ふれあいの道」ですが… 全然、気軽な散策路ではない!

檜原村・綾滝登山道の紅葉

紅葉に癒やされつつ、いざ急登へ。

檜原村・綾滝登山道の、ツタの紅葉

木にまとう、つる植物も紅葉。

檜原村・綾滝登山道の黄葉

上を見て歩こう、と口ずさみたくなる気分です。

檜原村・綾滝登山道の急斜面の紅葉

急斜面で、森の木々も斜めに生えています。

檜原村・綾滝登山道の紅葉

小春日和というには、強い日差しでしょうか。

馬頭刈尾根の道標

馬頭刈尾根に到着。
大岳山方面への道を分け、「馬頭刈山」方面へ進路を取ります。

馬頭刈尾根「おっぱい山」へ

馬頭刈尾根・つづら岩付近の岩場

付近は岩登りのゲレンデ「つづら岩」も。チャートとよばれる、堆積岩の岩山です。

馬頭刈尾根・つづら岩付近の道

落ち葉を踏みしめ、馬頭刈山方面へ。

馬頭刈尾根・小屋ノ沢山

ほどなく標高969mの小屋ノ沢山に到着。木々越しに、大岳山が望まれます。

馬頭刈尾根・小屋ノ沢山付近の枯れ木

11月下旬ともなると、葉を落とした枯れ木も目にします。

馬頭刈尾根の道

如何にも「尾根」という道を、稜線漫歩。

馬頭刈尾根の岩場

などと呑気なことを思っていたら、岩場が登場!

馬頭刈尾根からの展望

所々、視界の効き、天気が良ければ日光方面の山も望まれます。

馬頭刈尾根の危険箇所

「事故発生現場」の注意書き。気が引き締まる思いとなります。

馬頭刈尾根の森

小春日和の山。昼寝でもしたいところですが… 日暮れも早いし、前へ進みましょうか。

馬頭刈尾根の、古びた道標

時代物の道標。いい味、出してます。

馬頭刈尾根・鶴脚山

鶴脚山(つるあしやま)に到着。
別名というか、俗称「おっぱい山」とも言われますが、ナゼ?
青梅など西多摩から、馬頭刈尾根を望むと…

青梅市内からの、鶴脚山と、馬頭刈山
青梅市内からの、鶴脚山と馬頭刈山

右に鶴脚山、左に馬頭刈山が並びます。
なるほど「おっぱい」に、見えなくもない!
もっとも、ロールシャッハ・テストみたいに、その人の「興味あるモノ」に見えてしまうのかと…

馬頭刈尾根・馬頭刈山付近の広葉樹林の道

鶴脚山から少し下り、馬頭刈山へ登り返します。

馬頭刈尾根・馬頭刈山付近の落ち葉

落ち葉の絨毯。母なる大地の、森を歩きます。

馬頭刈尾根・馬頭刈山付近の広葉樹林

広葉樹の綺麗な森をノンビリと。

馬頭刈尾根・馬頭刈山頂

北のおっぱい山、もとい、馬頭刈山に到着。
「まずかりやま」と読む、難読地名です。

馬頭刈尾根・馬頭刈山の三角点

山頂には三等三角点があります。
標高883.99mと、まるでスーパーの値段みたいな標高です。

馬頭刈山から、高明寺へ

馬頭刈尾根・高明神社跡の祠

馬頭刈山から下り、登りかえすと高明山に到着。少し下ると、高明神社跡に到着します。

馬頭刈尾根・高明神社跡の碑

熊野信仰由来の、庶民に根ざした山岳信仰の場でもある、高明神社。
山中の社殿が老朽化し、1991年に里に移りました。

馬頭刈尾根・高明神社跡の参道・鳥居

鳥居をくぐり、かつての参道を下ります。

馬頭刈尾根・高明神社参道の、富士山スポット

途中、富士山の展望の利くポイントがありますが… 残念ながら雲に隠れて見えず。
その昔、参拝者もここで富士を拝んだ事でしょう。

馬頭刈尾根・高明神社跡の参道の碑
馬頭刈尾根・高明神社跡の参道の碑

参道らしく、路傍には数多くの石碑も。

馬頭刈尾根・高明神社跡の参道

針葉樹林をグングン下ります。

馬頭刈尾根・高明神社跡の参道の祠

石で造られた祠も現れます。

馬頭刈尾根・高明神社跡の参道の鳥居

里に近づくほど、鳥居も立派に。

馬頭刈尾根・高明神社跡の参道の道標

荷田子方面への分岐。今回は軍道へ下ります。

馬頭刈尾根・高明神社跡の参道の木橋

尾根から沢へと下る道に。

あきる野・軍道付近の林道

沢沿いの林道に出ます。しばらく歩き、もう一度、登山道へ。

あきる野・軍道付近の沢

沢沿いの登山道を進みます。

あきる野・軍道付近の紅葉

里に近づき、竹林を背景に紅葉も楽しめます。

あきる野・高明神社

軍道の集落に到着。登山口の東には「里へ降りた」高明神社があります。

あきる野・高明神社拝殿と鳥居

山の斜面に造ったためか、ちょっと変わった鳥居の配置です。

あきる野・高明神社の狛犬

拝殿前の、子持ち狛犬。中々凜々しい狛犬です。

あきる野・高明神社の社殿と拝殿

平成の建造ながら、風格ある社殿。

あきる野・軍道の集落

軍道の集落を縫うように下ります。
かつて「軍道紙」とよばれる手すき和紙の産地。山里の風情を噛みしめ歩きます。

あきる野・軍道の集落遠景

バス停を目指し、下ります。
最寄りの「軍道」バス停からはJR五日市線・武蔵五日市駅行きのバスがあります。
バスは、日帰り温泉の瀬音の湯を経由。途中下車して、温泉に浸かるのも一興です。

インフォメーション

マップ

合計距離: 7956 m
Download file: mazukari-2025-11.gpx

千足バス停… 25分 …林道終点… 15分  …天狗滝… 25分 …綾滝… 1時間20分馬頭刈尾根… 1時間 …鶴脚山… 35分 …馬頭刈山… 30分 …高明山… 1時間 …軍道バス停
ー計5時間30分ー

アクセス

JR五日市線・武蔵五日市駅より西東京バス「藤倉」行にて、「千足」バス停下車

コースの状況など

  • 数ヶ所、沢の渡渉あり。増水時は無理は禁物。
  • 綾滝からの登りはかなりの急登。
  • トイレは、千足付近の林道、軍道登山口にある。
  • 岩場の通過あり。
  • 沢沿いは、ほぼ携帯電話の圏外。馬頭刈尾根も、通じない場所、多数あり。

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