東京でも、蛍が見られる、それも天然の蛍です。
あきる野市の郊外、というよりも山里。
秋川の支流・養沢川に、蛍のスポットがあります。
梅雨の風物詩、清流に生息する蛍を気軽に鑑賞してみませんか?
目次
蛍鑑賞のコツとは?
意外と難しい、蛍鑑賞の場所選び
![あきる野市・養沢川](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/06/DSC1969.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
東京都内でも、数は少なくなりましたが、蛍の舞う場所があります。
しかし、意外と場所選びは、難しいもの。
蛍は、暗い河原などに生息しています。
濡れやすく、滑りやすい場所、それも、真夜中に行動します。
![あきる野市の山並み](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/06/DSC1987.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
駐車場やバス停から比較的近く、安全に行動でき、なおかつ、ホタルが自然が保たれている場所が理想。
蛍がたくさん生息していても、安全でないと鑑賞するのが難しいのですね。
その点、今回ご紹介するあきる野市・養沢川の蛍生息地は、最適です。
例年、6月中旬から7月上旬にかけてが見頃。
夜9時過ぎまでバスも走っていますし、河原も歩きやすい遊歩道が整備されています。
それでいて、護岸の少ない河原と、周りに人家が少ないことも、蛍の生息地として理想的です。
明るいうちに現地へ
![あきる野市・養沢川](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/06/DSC2018.jpg?resize=702%2C468&ssl=1)
蛍の光るのは夜だから、と暗くなってから、現地へ向かうのは得策ではありません。
帰り道を確認したり、スポットの地形を頭にいれたほうが、安心です。
暗いと、誤って、川に落ちたりしますしね。
懐中電灯は必須です。
鑑賞地では、なるべく使わないのがマナーですが、帰りに歩く時、ライトがないと危ないです。
出来れば、両手の空くヘッドランプだと最適です。
後、虫刺されの対策もしたほうが、良いでしょう。
お寺の裏の、蛍スポット
あきる野の古刹、徳雲院
![あきる野の古刹、徳雲院](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/06/DSC1997.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
あきる野市・徳雲院。
春には境内に梅が咲き誇る、古刹です。
境内から、裏の河原に降りる道があります。
寺が、川のすぐ近くのため、登り下りもなく、比較的安全な道です。
![あきる野の古刹、徳雲院](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/06/DSC1993.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
せっかくなので、少し早めに出かけて、お寺の見学をするのも良いでしょう。
![](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/06/DSC1995.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
![あきる野の古刹、徳雲院のホタルブクロ](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/06/DSC2011.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
蛍の時期には、アジサイが咲き誇り、ホタルブクロも花を咲かせます。
![あきる野の古刹、徳雲院の石像](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/06/DSC2000.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
お寺の方によると…
「昨年の台風の影響で川が荒れ、今年(2020年)は蛍がとても少ないですね」
ちょっと残念な話しですが、こればかりは、仕方ないですね。
清流の蛍生息地
![あきる野市、養沢川の清流](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/06/DSC2026.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
養沢川に下り、蛍の生息地へ。
やはり、蛍の生息地だけあり、水はとても綺麗です。
日没前に、ロケハンをして、後は待つばかり。
〈アニメーション〉
蛍は日没直後(東京周辺ならば、午後7時前後)から光り初め、午後8〜9時くらいが、ピークとなります。
蛍が少ないと聴いたので、あまり期待していませんでしたが、それでも蛍が森を舞います。
幻想的で、思わず見とれてしまいます。
インフォメーション
アクセス
JR五日市線・武蔵五日市駅より、西東京バス「上養沢」行にて「札立」バス停下車・徒歩3分
または、西東京バス「数馬」「瀬音の湯」「払沢の滝入口」「藤倉」行にて「十里木」バス停下車徒歩12分
※「上養沢」行バスは1〜2時間に1本、蛍鑑賞帰りのバスは「十里木」バス停より乗車
※駐車場… 徳雲院さんには、檀家用の駐車場はありますが、近くの十里木駐車場(無料)をおすすめします。
十里木駐車場より、徒歩10分程度
※トイレ
近くの十里木ランド近くに、公衆トイレ有り
徳雲院さんのお手洗いも、お借りできる場合あり
問い合わせ先
●徳雲院
住所… 東京都あきる野市乙津511
電話… 042-596-2652
●あきる野市
Webサイト… https://www.city.akiruno.tokyo.jp/
電話… 042-558-1111(代表)