東京・あきる野で、蛍の夜なべ!養沢川の、ゲンジボタルを鑑賞

東京でも、蛍が見られる、それも天然の蛍です。
あきる野市の郊外、というよりも山里。
秋川の支流・養沢川に、蛍のスポットがあります。
梅雨の風物詩、清流に生息する蛍を気軽に鑑賞してみませんか?

蛍鑑賞のコツとは?

意外と難しい、蛍鑑賞の場所選び

あきる野市・養沢川
養沢川

東京都内でも、数は少なくなりましたが、蛍の舞う場所があります。
しかし、意外と場所選びは、難しいもの。
蛍は、暗い河原などに生息しています。
濡れやすく、滑りやすい場所、それも、真夜中に行動します。

あきる野市の山並み
付近の山並み

駐車場やバス停から比較的近く、安全に行動でき、なおかつ、ホタルが自然が保たれている場所が理想。
蛍がたくさん生息していても、安全でないと鑑賞するのが難しいのですね。

その点、今回ご紹介するあきる野市・養沢川の蛍生息地は、最適です。
例年、6月中旬から7月上旬にかけてが見頃。
夜9時過ぎまでバスも走っていますし、河原も歩きやすい遊歩道が整備されています。
それでいて、護岸の少ない河原と、周りに人家が少ないことも、蛍の生息地として理想的です。

明るいうちに現地へ

あきる野市・養沢川
養沢川の蛍生息地

蛍の光るのは夜だから、と暗くなってから、現地へ向かうのは得策ではありません。
帰り道を確認したり、スポットの地形を頭にいれたほうが、安心です。
暗いと、誤って、川に落ちたりしますしね。

懐中電灯は必須です。
鑑賞地では、なるべく使わないのがマナーですが、帰りに歩く時、ライトがないと危ないです。
出来れば、両手の空くヘッドランプだと最適です。
後、虫刺されの対策もしたほうが、良いでしょう。

お寺の裏の、蛍スポット

あきる野の古刹、徳雲院

あきる野の古刹、徳雲院
あきる野・徳雲院

あきる野市・徳雲院。
春には境内に梅が咲き誇る、古刹です。
境内から、裏の河原に降りる道があります。
寺が、川のすぐ近くのため、登り下りもなく、比較的安全な道です。

あきる野の古刹、徳雲院
石仏並ぶ徳雲院

せっかくなので、少し早めに出かけて、お寺の見学をするのも良いでしょう。

アジサイ
あきる野の古刹、徳雲院のホタルブクロ
ホタルブクロ

蛍の時期には、アジサイが咲き誇り、ホタルブクロも花を咲かせます。

あきる野の古刹、徳雲院の石像
円空仏を彷彿させる、石仏

お寺の方によると…
「昨年の台風の影響で川が荒れ、今年(2020年)は蛍がとても少ないですね」
ちょっと残念な話しですが、こればかりは、仕方ないですね。

清流の蛍生息地

あきる野市、養沢川の清流
川底も綺麗!

養沢川に下り、蛍の生息地へ。
やはり、蛍の生息地だけあり、水はとても綺麗です。
日没前に、ロケハンをして、後は待つばかり。

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〈アニメーション〉

蛍は日没直後(東京周辺ならば、午後7時前後)から光り初め、午後8〜9時くらいが、ピークとなります。
蛍が少ないと聴いたので、あまり期待していませんでしたが、それでも蛍が森を舞います。
幻想的で、思わず見とれてしまいます。

インフォメーション

アクセス

JR五日市線・武蔵五日市駅より、西東京バス「上養沢」行にて「札立」バス停下車・徒歩3分
または、西東京バス「数馬」「瀬音の湯」「払沢の滝入口」「藤倉」行にて「十里木」バス停下車徒歩12分
※「上養沢」行バスは1〜2時間に1本、蛍鑑賞帰りのバスは「十里木」バス停より乗車

※駐車場… 徳雲院さんには、檀家用の駐車場はありますが、近くの十里木駐車場(無料)をおすすめします。
十里木駐車場より、徒歩10分程度

※トイレ
近くの十里木ランド近くに、公衆トイレ有り
徳雲院さんのお手洗いも、お借りできる場合あり

問い合わせ先

●徳雲院
住所… 東京都あきる野市乙津511
電話… 042-596-2652 

●あきる野市
Webサイト… https://www.city.akiruno.tokyo.jp/
電話… 042-558-1111(代表)

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