レトロ看板で有名な、青梅宿。
表通りの観光スポットも良いけれど、裏道にも、知る人ぞ知る名所が点在しています。
歴史ある宿場町の、「裏道そぞろ歩き」の後編です。
前編はこちら。
目次
勝沼神社から青梅駅へ、裏道・気まま歩き
まるで、千本鳥居? 丘の上の、勝沼神社
前回は、JR青梅線・東青梅駅から、乗願寺まで歩いてみました。
乗願寺から線路際を歩き、交差点を右に曲がります。
少し坂道を上ると、勝沼神社の鳥居が現れます。
鳥居をくぐると、急な石段。
登りきると、狛犬が出迎えてくれます。
丘の上ですが、中々広い境内。
本殿の横に、正一位大田稲荷社の鳥居が並んでいます。
まるで、京都の伏見稲荷大社の、千本鳥居みたいです。
こちらも、稲荷社ですものね。
鳥居の先には、正一位大田稲荷社。
「稲荷大神様」のお使い、きつねも、ちゃんと鎮座しています。
中々、ハンサム。
勝沼神社は、乗願寺創建時に、寺と地域の鎮守として創建。
寺の守護神の神社、なのですね。
北斗七星の禅寺、宗徳寺
勝沼神社から、宗徳寺へ。
途中、洋館の民家や、中々立派な西分公会堂なども点在し、味わいのある小径。
宗徳寺も、乗願寺と同様、線路から石段を登ります。
宗徳寺は、臨済宗建長寺派の禅寺です。
山号は妙見山。
ご本尊は地蔵菩薩ですが、妙見菩薩のお寺でもあります。
妙見菩薩は、北斗七星信仰の菩薩様。
北斗七星のお寺、なんですね、ある意味。
本堂前には、花や庭石も。
規模は小さいけれど、手入れの良い境内です。
境内のすぐ近くを、列車が通過。
中央線・快速と同じ車両ですが、単線を走る様は、どこか親近感があります。
手を振ったら、乗客も振ってくれそうな距離感。
宗徳寺の前の踏切を渡り、線路際の道を歩きます。
線路の柵は、古いレールのリサイクル。
昔はよく見かけましたが、今は珍しいかも?
丘を縫うように、列車が走ります。
線路脇の道を進むと坂となり、三叉路を左へ折れます。
どこか、懐かしい町並みを歩き、青梅駅へ。
程なく、青梅駅へ到着します。
青梅の裏道探索、歩くだけなら、30分強の行程です。
もっとも、ノンビリ寄り道しながら、時間をかけて歩きたいですね。
インフォメーション
トレッキングマップ
JR青梅線・東青梅駅 …〈8分〉… 勝沼公会堂 …〈2分〉… 乗願寺…〈6分〉 … 勝沼神社 …〈8分〉… 宗徳寺…〈9分〉…JR青梅線・青梅駅
ー計33分ー
問い合わせ先
●乗願寺
住所… 東京都青梅市勝沼3-114
電話… 0428-22-2267
●勝沼公会堂
住所… 東京都青梅市勝沼3-111
●青梅市観光協会
https://www.omekanko.gr.jp