青梅の「夏への扉」、このカフェを名店と呼ばずして、なんと言おうか

青梅のカフェ「夏への扉」。
じっくり時間を掛け煮込んだカレー、ネルドリップのコーヒー、でも、魅力はそれだけじゃない。
時間が染み込んだような、独特の佇まいがこの店にはあります。
ちょっと古風なこのカフェへ、出かけてみませんか?

タマネギたっぷりのカレーが美味い、味わい溢れるカフェ

丘陵の麓の、古風なカフェへ

青梅市のカフェ「夏への扉」と陸橋

山間の街、丘陵へと向かう道。
車一台が、やっと通れる陸橋の近く。

青梅市のカフェ「夏への扉」と中央線

時折、カタンコトンと列車が、走ります。
大都会をせわしなく走り抜ける中央線快速も、ここではどこか、肩の力を抜いた趣き。

青梅市のカフェ「夏への扉」

ジブリの映画にでも登場しそうな、この古い民家こそが、カフェの名店「夏への扉」です。

青梅市のカフェ「夏への扉」の看板

店名の「夏への扉」は、1950年代のSF小説のタイトル。
いわゆるタイムトラベル物の、古典的名作です。

青梅市のカフェ「夏への扉」の、猫の看板

主人公の飼い猫が、キーポイントとなる、この小説。
献辞には、「世の全ての猫好きにこの本を捧げる」と、記されています。
かつて織物で栄え、ネズミ退治で猫を大切にしていたこの街に、似合う店名です。

青梅市のカフェ「夏への扉」の店内

昭和初期の古い建物、築80年は有に経っています。

青梅市のカフェ「夏への扉」の店内

風情がある、とは、このお店のためにある言葉。

青梅市のカフェ「夏への扉」の店内の扇風機

昭和の空気を回した、サーキュレーター。

青梅市のカフェ「夏への扉」の店内の絵

そこかしこに飾られる、壁の絵。

青梅市のカフェ「夏への扉」の店内の椅子

使い込まれた、曲木の椅子。

青梅市のカフェ「夏への扉」の店内の瀬戸物

窓際には、陶器のコレクション。

青梅市のカフェ「夏への扉」の店内のランプ

アール・ヌーヴォー調のランプ。

青梅市のカフェ「夏への扉」の店内から、青梅線の列車

時折、思い出したように、通り過ぎる列車。
騒音でけれども、このお店にいると、ドラマの効果音みたいに聴こえるのが、不思議。

これだけ、役者の揃ったカフェも珍しいですが…
それでいて調和が取れているのは、オーナーの人柄なのかなと。

ブックカフェではありませんが、本もあります。
居心地の良さも手伝い、ついつい、読みふけってしまう…
やはり、というべきか、ハインラインの「夏への扉」もありました。

主なメニュー

  • 野菜カレー(サラダ付)… 850円※
  • チキンカレー(サラダ付)…1,150円※
  • ピラフ(サラダ付)…750円
  • 焼きサンドイッチ… 650円※
  • ケーキ… 350円※
  • 自家製クッキー… 350円※

※300円プラスで、セットドリンクに出来ます

  • コーヒー… 400円
  • カフェオレ… 500円アイスコーヒー… 500円
  • チャイ… 500円
  • レモネード… 500円
  • 番茶(梅干し、又はクッキー付)… 400円

価格は税込みです。
やや種類は少ないけれど、フードメニューは自家製。
コーヒーは、ネルドリップの本格派です。
面白いのは、カフェでは珍しい番茶、隠れた人気メニューです。

トコトコ煮込んだ、自家製チキンカレー

チキンカレーのセットをオーダー。

煮込まれた、されど、ジューシーなチキンがたっぷり。
大量のタマネギを煮込んだ、丸みのある旨味が秀逸です。
塩気はやや押さ気味、辛味はややマイルド、ルーの旨味を味わう最適解。

青梅市のカフェ「夏への扉」のチキンカレー

ニンジンなどの野菜も、良いものを使っているのか、ひとつひとつが味わい深いです。
カレーの具ですが、以前来店した時と野菜が若干、違っていました。
季節によって、多少変わるのかな?

青梅市のカフェ「夏への扉」のチキンカレーの玄米

ライスは、粒の立った玄米。
ご飯だけ、食べると分かりますが、これは美味いですよ。
それもそのはず、秋田から取り寄せた、無農薬の逸品だとか。
胚芽に残りやすい残留農薬を気にせず頂けるのは、嬉しい限りです。

青梅市のカフェ「夏への扉」のコーヒー

サラダは、レタスとポテトサラダ。
ホクホクのジャガイモで作ったポテトサラダ、美味いですよ。

付け合せのリンゴも、良いですね。

クルミのタルトと、ネルドリップコーヒー

青梅市のカフェ「夏への扉」のクルミのタルト

食後は、自家製のクルミのタルト。

黒砂糖で固めた。クルミ。

黒砂糖の、円やかな甘さは、このカフェに似合いますね。
シンプルだけど、美味しいタルトです。

ドリップのコーヒー。
香り、酸味、苦味のバランスの良いコーヒーで、締めくくります。

美味しい料理とコーヒー、何よりも、どこかホッとする空間。
これは、青梅はもちろん、東京都内でも、屈指の名カフェでしょう。
このカフェへ訪れるためだけに、青梅へ訪れても良いですよ。

インフォメーション

アクセス・営業案内

JR青梅線・青梅駅より、徒歩5分

●夏への扉
営業時間… 10:00~18:00
定休日… 火曜日
住所… 青梅市住江町16
電話… 0428-24-4721

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