ブルーベリー農園ならではのクオリティ、青梅のカフェ「ベリーコテージ」

東京・青梅市のベリーコテージ。
農園の片隅にある、ログハウスのカフェです。
果物の収穫時期のみ開く、採れたてのフルーツスイーツが味わえます。
ブルーベリーの旬は夏。
旬のスイーツを求めて、出かけてみました。

ブルーベリー畑のカフェは、意外にも実力派だった

東京にブルーベリー畑があるの? いえいえ、意外な事実が!

東京・青梅市のスモールフルーツランドのブルーベリー
スモールフルーツランドのブルーベリー


東京にも、ブルーベリー畑があるの?
いえいえ、実は、ブルーベリーは、収穫量、栽培面積ともに、東京都が全国でもっとも多いのです!
平成29年産特産果樹生産動態等調査/農林水産省
日本でブルーベリー栽培を本格的に始めたのも、実は東京。
現在は、発祥の小平市を始め、各地にブルーベリー農園があります。

面白いのは、出荷量は、収穫量2位の長野県のほうが、ずっと多い事。
東京産は、収穫の半分以下しか、出荷されていません。
おそらく、観光農園が多いのでしょうね。

観光農園のカフェ、ベリーコテージ

東京・青梅市のスモールフルーツランドのカフェ、ベリーコテージ
観光農園のカフェ、ベリーコテージ

東京・青梅市の郊外。
1980年代急速に宅地開発が進みましたが、まだまだ田畑も残っています。
スモールフルーツランドは、ブルーベリーを始め、ラズベリー、キウイフルーツなどを栽培する、観光農園です。
その一角に、収穫期のみオープンするカフェ、ベリーコテージがあります。
自然相手の農園のこと、オープン時期は年によって変わる可能性はありますが…

  • 【ラズベリー】6月中旬〜7月中旬(土日のみ営業)
  • 【ブルーベリー】7月中旬~8月下旬(月曜日定休)
  • 【キウィフルーツ】10月下旬〜11月下旬(土日のみ営業)
東京・青梅市のスモールフルーツランドのカフェ、ベリーコテージの店内

本格的なログハウスの二階に、カフェがあります。
今年(2020年)はコロナ渦のためか、座席数が少ないようです。
その分、ゆったり出来るともいえますが、お店としては大変でしょうね。

主なメニュー

今回はブルーベリーシーズンに訪れました。
価格は、税込みとなります。

  • ブルーベリーフレッシュジュース… 660円
  • カモミールティー… 440円
  • ブルーベリーヨーグルトッシュエイク… 760円
  • フローズンブルーベリー… 330円
  • ブルーベリープリン… 400円
  • ブルーベリーブリュレ… 450円
  • ブルーベリーパフェ… 880円

ちなみに、コーヒーや紅茶もありますが…
独断ですが、温かい飲み物は、カモミールティーが宜しいかと。
こちらの農園で栽培した、カモミールです!

ブルーベリージュースと、ブルーベリープリン

東京・青梅市のカフェ、ベリーコテージブルーベリージュースと、ブルーベリープリン
ブルーベリージュースと、ブルーベリープリン

今回は、ブルーベリージュースと、ブルーベリープリンをオーダーしました。

東京・青梅市のカフェ、ベリーコテージのブルーベリージュース

ジュースは660円。
比べるのはナンですが、マクドナルドの110円ハンバーガーが6個も買える値段。
1食1個食べて、2日間、生き延びられますね(笑)
このジュース、果たして、美味しいのでしょうか…

東京・青梅市のカフェ、ベリーコテージのブルーベリージュース

2日間、絶食して、ご来店ください(笑)
ここまで、濃厚なブルーベリージュースは、初めて飲みました。

東京・青梅市のカフェ、ベリーコテージのブルーベリージュース

口に含むと、フルーティーな香りが、広がります。
ジュースですが、ツブツブした舌触り。
ジャリジャリ、というと大げさですが、ブルーベリーの果実感が、途方もなくあります!
甘さは控えめ、自然な味わいです。

ジュースって、真面目に造ると、どうしてもコストがかかるのですよね。
でも、このジュースのためだけに、青梅へ遠征する価値はあります!

東京・青梅市のカフェ、ベリーコテージのブルーベリープリン

お次は、ブルーベリープリン。
普通のプリンに、ブルーベリーソースがかかっているのではありません!

東京・青梅市のカフェ、ベリーコテージのブルーベリープリン

プリン自体に、ブルーベリーが練り込んであるのですね。
ブルーベリー特有の、爽やかな酸味と甘味が美味しいです!
そして、プリンの中にはブルーベリーの実が、ゴロゴロ入っています。

東京・青梅市のカフェ、ベリーコテージのブルーベリープリン

プリンの上には、クリームとミント、そしてブルーベリー。
いくつかの品種のブルーベリーを、組み合わせて使っています。
クリームの甘みが、ブルーベリーの酸味を包み込みます。

正直、観光農園のカフェだから、あまり期待していなかったのですが、土下座して謝りたい気分です。
実は、オーナーの関塚さんは、料理教室の講師をなさるほどの腕前。
良い材料を、良いレシピで作るのだから、美味しいのも納得できます。

ジャムや果実酒も販売中

東京・青梅市のスモールフルーツランドのカフェ、ベリーコテージ

ベリーコテージの1階は、ジャムなどの販売も行っています。

東京・青梅市ベリーコテージの、ブルーベリージャム

看板商品の、ブルーベリージャム。
お値段は、1,080円。
裏の内容表示を見ると、いわば、昔ながらの製法で、ペクチンを使っていません。
要は、ゲル化剤で、かさ増しをしていないのですね。
市販のジャムだと大抵使っているから、これはポイント高いです。

東京・青梅市ベリーコテージの、果実酒

ブルーベリーの果実酒、いわゆるフルーツワインも、ありました。
もちろん、こちらの農園のブルーベリーを発酵させたお酒です。
税込み3,000円、アルコール度数9%と、ワインよりもやや軽めです。

東京・青梅市ベリーコテージの、果実酒

製造元は、九州の巨峰ワインさん。
発酵させるのが難しく、ワインの原料としては不向きな巨峰の果実酒を開発、販売した、フルーツワインのオーソリティーです。
ちなみに、巨峰ワインさんでも、ブルーベリーの果実酒を通信販売していますが、度数が違います。
飲み比べすると、面白いかも。

ブルーベリー狩りのついでに寄るのも、もちろん良いですが、カフェ目当てで出かけるのも、アリですね。

インフォメーション

アクセス

JR青梅線・小作駅より、西東京バス「河辺駅北口」行にて「霞町新町」下車、徒歩3分
または、小作駅より、徒歩20分
駐車場… 有り

営業時間

営業時間… 10:00〜17:00
※収穫時期のみ営業

  • 【ラズベリーの時期】6月中旬〜7月中旬(土日のみ営業)
  • 【ブルーベリーの時期】7月中旬~8月下旬(月曜日定休)
  • 【キウィフルーツの時期】10月下旬〜11月下旬(土日のみ営業)

問い合わせ先

ベリーコテージ
Webサイト… http://www.berry-cottage.com/
住所… 東京都青梅市新町2-11-5
電話… 0428-31-3810

西東京バス
http://www.nisitokyobus.co.jp/rosen/pocket.html

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