奥多摩駅・徒歩1分の、奥多摩AUBA(アウバ)。
山麓の町、朝8時オープンのカフェです。
奥多摩町と多摩大学が連携し、地域のコミュニティスペースを提供。
爽やかな山でモーニングコーヒーを楽しめます。
目次
奥多摩駅徒歩1分の、朝カフェ
東京の奥座敷、奥多摩町
東京都の西端、奥多摩町。都内区市町村・最大も面積を誇る町です。
東京最高峰の雲取山を始め、自然豊かな町として知られます。
1957年に完成した奥多摩湖は、都民の水瓶。
現在は、東京の気軽な観光スポットとして、人気を博します。
特に新緑、紅葉は、関東屈指の美しさ。
冬は霧氷が出来ることも。運が良ければ、ダイヤモンドダストも見られます。
多摩大学とコラボで町おこし
自然豊かな奥多摩町ですが… 少子高齢化のあおりを受け、過疎化が進みます。
1950年の国勢調査では、奥多摩町の人口は15,594人。2024年10月は4,535人で7割ほど減りました。
小河内ダム建設時は、町外からも人が集まり、最盛期には映画館もあったとか。奥多摩駅近くに小規模ながら飲み屋街があるのは、当時の名残でしょう。
町も移住支援、観光での活性化などの対策を進めています。
その一環で、2022年より多摩大学と連携協定を締結。
<奥多摩町と多摩大学の包括連携の主旨>
奥多摩町と多摩大学が連携協定を締結より引用
以下の事項について連携して取り組んでまいります。
(1)地域活性化に資する事業に関する相互協力
(2)持続可能な社会に資する研究・教育に関する相互協力
以前より、奥多摩をフィールドとする経営情報学部松本祐一ゼミを中心に、町と大学がコラボレーションすることとなりました。
産官学民な朝カフェ、奥多摩AUBA
町と大学のコラボで、2024年8月に誕生したのが、奥多摩AUBA。
駅前の一等地ですが… 長年、使われていなかった場所を町が提供し、多機能型活性化拠点としてオープンしました。
奥多摩駅から、徒歩1分。朝8時よりの営業です。
店名のAUBAは「会う場」。逢うに近い、会うかも。
山麓の朝の、止まり木でしょうか?
「奥多摩って、朝から開いている店が少ないのですよね」
強いていえば… 地元の個人商店的コンビニタイムズマート佐藤商店が朝7時から。
土用・休日は居酒屋的・定食店ヤナギコージも朝からオープンしますが…
確かに朝カフェは見当たりません。
訪れた日は「新しい奥多摩を作る会」の方が店番。町おこしに携わる町民の方です。
定休日は不定休ながら、地元の方が店番をするので、ほぼ開いているとのこと。
日によっては、多摩大学の学生さんだったりすると、様々な方が関わっているようです。
いつもあるとは限りませんが… テーブルには、栗の実やチョコレート。
地域交流の場、ということで、まったり寛げる配慮でしょう。
メニューは、2024年10月現在、コーヒーのみ。税込み400円です。
淹れたてのコーヒーが、タップリと注がれます。
奥多摩駅2階のGotta Coffee(ガタコーヒー)が焙煎した豆で、淹れた本格派。
スッキリとした苦みとコクは、モーニングにピッタリです。
Gotta Coffeeの詳細は上記をどうぞ。
早朝旅立ち、遠路遙々、奥多摩でに到着。
ひと休憩しモーニングコーヒーを味わいながら、旅の予定を立てるのも粋ですね。
インフォメーション
アクセス・営業案内
JR青梅線・奥多摩駅より徒歩1分
●奥多摩AUBA
営業時間… 8:00〜概ね、11:00から12:00位
定休日… 不定休
住所… 東京都西多摩郡奥多摩町氷川197−5