青梅市の中華料理店の老舗、天龍。
地元に根ざしたお店らしく、本格的な中華をリーズナブルで楽しめます。
特にランチは、お得なセットが人気。
気取らない町のお店で、美味しい中華を食べてみました!
目次
老舗中華料理店の、担々麺
創業時、当時は田畑ばかりだった?
![青梅の中華料理店、天龍](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/07/DSC7914.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
青梅の河辺駅から、歩いて10分。
新興住宅地の趣きの街に、中華料理店・天龍があります。
「創業して40年ほど経ちました」
と、店員さん。
そうか、40年か、長いんだな、と聞き流しましたが、よく考えてみると…
青梅は、街道沿いの宿場町。
宿場のある青梅駅周辺は昔から栄えていましたが、河辺駅周辺は田畑の広がる、田舎。
![1979年青梅市河辺周辺の、航空写真](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/07/CKT791-C17A-8-Edit.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
上の航空写真は、1979年のもの。
丸く囲ったところが、天龍さんです。
駅を降りれば、田畑や空き地。
そこから、延びる道沿いも、民家はまばらです。
おそらく、お客さんといえば、近くの公団住宅の住人が中心だったのでは?
よくぞ、お店を開く気になったな、という人口密度ですよね。
そのような場所で、40年店を続けてきたのだから、地元の人にさぞ、愛されていたのだなと思います。
ランチは日替わりがお得
![青梅の中華料理店、天龍の日替わりメニュー](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/07/DSC7845.jpg?resize=512%2C768&ssl=1)
ランチは、曜日ごとのセットメニュー2種と、「今日のランチ」の3本立て。
単品でもありますが、セットの方が断然お得!
火曜日に訪れて、ラッキー!
というのも、ここの担々麺が美味い、と聴いていたから。
迷わず、担々麺と炒飯のセットをオーダーしました。
担々麺と炒飯のセット
![青梅の中華料理店、天龍の担々麺と炒飯セット](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/07/DSC7850-1.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
日替わりのラーメンと炒飯小盛のセットは、830円(税別)。
中々ボリューミーなのが、運ばれてきました。
![青梅の中華料理店、天龍の担々麺](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/07/DSC7865.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
まずは、担々麺を頂きます。
見た目より、辛くありませんね。
![青梅の中華料理店、天龍の担々麺](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/07/DSC7887.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
スープは、胡麻の濃度、高いです。
胡麻のこってりとした味と、香りが楽しめます。
細かく刻んだザーサイとニンニクが隠し味?
![青梅の中華料理店、天龍の担々麺](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/07/DSC7880.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
麺は中太の、やや縮れ麺です。
ラーメン屋さんの麺、というよりも、中華屋さんの麺。
もちもちして、適度なコシで、スープと絡みます。
![青梅の中華料理店、天龍の担々麺のひき肉](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/07/DSC7870.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
ひき肉も、結構タップリ載っています。
甘辛く、スープと混ぜながら食べると、美味い!
![青梅の中華料理店、天龍の担々麺のチンゲンサイ](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/07/DSC7875.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
担々麺には、チンゲン菜。
シャキッとしたこの野菜は、欠かせません。
![青梅の中華料理店、天龍の炒飯](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/07/DSC7856.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
炒飯の小盛りが、付いてきます。
小盛りと言いつつ、ご飯茶碗、やや軽めくらいのボリューム。
担々麺の場合、最後にスープに白米を投入して、おじや風にして食べるのも良いけれど、今日は炒飯。
普通に食べます。
![](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/07/DSC7905.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
パラパラで、でもちゃんと水分が保持されている、炒め具合。
これは、家では難しいですよね。
ハム、卵、ザーサイ、ネギとオーソドックスながら、やはり美味い!
ラーメン専門店も良いけれど、中華料理店で食べるラーメンの醍醐味は、バランスの良さですよね。
中華屋さんは、炒め物の技術とか、やはり凄い。
何というか、アドリブで奏でるジャズみたいな、ライブ感がありますよね。
サッと作って、旨さを封じ込めて、ササッと素早く提供する、みたいな。
まあ、それには、40年の歴史も、封じ込められているわけで。
駅前にスーパーすらなかった頃から、街を見つめてきた中華屋さん。
行く価値、食べる価値ありますよ!
インフォメーション
アクセス・営業案内
JR青梅線・河辺駅より、徒歩10分
駐車場… 有り
●中華 天龍
住所… 東京都青梅市師岡町3-19-1
電話… 0428-24-4728
営業時間… 火~土曜日 11:30~15:00 17:00~21:30 (LO:21:00) 日・祝日 11:30~20:30 (LO:20:00)
定休日… 月曜日、毎月第3火曜日