青梅市郊外の永山丘陵。
駅から歩ける雑木林の森です。
展望台からは、スカイツリーをはじめ、都心の夜景も。
紅葉も見事な、手軽なハイキングコースです。
目次
夜景も見事な、郊外の丘陵を散策
東青梅駅から青梅の森へ
永山丘陵は、青梅市郊外の森。
駅からも近く、手軽な散歩から縦走コースまで、目的に合わせて楽しめます。
今回は、近隣の「青梅の森」と呼ばれる保護地区から散策します。
起点は、JR青梅線・東青梅駅。駅西側の成木街道(都道194号)を北へ進みます。
成木街道を250mほど進み、「鉄道公園入口」交差点を左折。約20m先の三叉路を右折します。
約200m進むと「青梅の森入口」看板のある三叉路を左折し、急坂を登ります。
付近には住宅もありますが… 冬など路面が凍結したら、さぞ怖いでしょう!
坂を登ると、「青梅の森・四小口」に到着します。
石段を登ると、見事なモミジがある展望台に到着。
駅から15分程度、休むには早すぎますが… 小休止するのも良いでしょう。
青梅の森から、永山丘陵へ
アップダウンの少ない青梅の森。
踏みしめるとサクサクした音がする、落ち葉の道を漫歩します。
雑木林の森を往きます。
北谷津方面の道を分け、永山方面へ進みます。
静寂の針葉樹林。
蜘蛛の糸に、落ち葉。
よく整備された道ですが、付近は歩く人も少ない森です。
標高288mの、マツボックリ展望台に到着。
圏央道、都心方面の展望に優れています。
ベンチもあり、ノンビリ休憩すると良いでしょう。
マツボックリ展望台から永山方面へ。
鬱蒼とした森を歩きます。
マツボックリ展望台から400mほど進むと「展望広場」に到着。
特に標識はありませんが、ベンチもある展望台です。
新宿の高層ビルもよく見えます。
東側が開け、元旦は初日の出スポットにも最適です。
後述しますが… ここから、夜景を楽しめますよ!
展望広場から南へ進みます。
「展望広場」から約100m進むと、「青梅丘陵ハイキングコース」に到着。すぐ近くに第2休憩所があります。
ハイキングコースを東へ。
急に人通りが多くなります。夕方など、犬の散歩も見かけます。
キノコみたいな、第1休憩所を通過。
第1休憩所から100mほど進むと、金比羅神社があります。コースの南側が境内です。
金比羅神社は、築100年を超える拝殿が劣化し、雨漏り被害が深刻化。
クラウドファンディングを実施し、2023年には大改修が行われました。
江戸時代より「北斗山」と呼ばれた、妙見信仰の神社です。
付近は紅葉の名所です。
西に開けた金比羅神社は、夕日の絶景スポット。秋から冬は、大岳山の左に日が沈みます。
このまま、青梅駅に戻っても良いのですが…
夜景を観に、先ほど通った「展望広場」へ行ってみましょう。
なお、夜景を観る際は、ヘッドランプ・懐中電灯は必須。道に迷わないよう、明るいうちに分岐路などを確認しましょう。
また、晩秋から冬にかけては防寒対策も忘れずに!
展望広場から、夜景を望む
東の空も、淡く色づき…
森にも、夜の帳が下ります。
都心方面は、100万ドルの大夜景!
暗くなるにつれ、都心の夜景が輝きを増します。
昼間は判別しにくい、スカイツリーもクッキリ!
直線距離で51kmですが、色が変わる様も分かります。
夜景を楽しんだら、JR青梅線・青梅駅へ向かいます。
途中、夜景の街の彼方に、富士山が見えるポイントも!
先ほどと同様、第2休憩所付近を左折。そのまま東へ進むと車道に出ます。
車道から青梅駅へは、10分強の道のりです。
インフォメーション
マップ
JR青梅線・東青梅駅 …〈15分〉… 青梅の森・四小口…〈40分〉……マツボックリ展望台…〈5分〉… 展望広場 …〈20分〉… 金比羅神社 …〈15分〉… JR青梅線・青梅駅
ー計1時間35分ー
コースの状況
- 青梅の森入口、多少の登道がある程度で、比較的平坦なルート。
- 東青梅駅前、永山グラウンド、青梅駅前にトイレあり。
- スマホのGPS地図アプリがあると、心強い。
- 夜景を観る場合はヘッドランプか懐中電灯持参。秋〜冬は、防寒対策も必要。