2023年4月オープンの、青梅市・富岡の「もりのかかし」。
都県境近く、森と渓流に囲まれた韓国料理店です。
日本で手に入りにくい野菜は、自ら畑で作る徹底ぶり。
石焼きビビンバも絶品です。
目次
辛さの中の旨味が絶妙! 本場韓国料理の真髄を味わう店
東京の端、渓谷沿いに佇む韓国料理店
2023年4月30日オープンの、青梅市・富岡の「もりのかかし」。森と渓谷に囲まれた、本格韓国料理店です。
店から200mほど東は、埼玉県・飯能市と、まさに東京の端っこです。
都道195号線(富岡入間線)沿い、手作りの看板が目印です。
「これ、ちょっと変でしょ」
と店主さん。よく見ると「り」の文字が逆さまです。
間違って取り付けちゃったんだ、笑って話します。なんか、大らかで良いですね。
店の裏は、成木川の渓谷。入間川・さらには荒川の上流となります。
お洒落な山小屋風の一軒家。
ドアのプレートも手作り。
明るい日差しの差し込む、店内。内装もほぼ、店主さんの手作りなのだとか。
韓国出身のご夫婦が営むお店。本場の韓国料理が頂けます。
「葉大根など、日本では手に入らない野菜は、自分で育てているのですよ」
近くの畑で自ら作った野菜も使う韓国料理、これは期待出来ますね!
主なメニュー
- 味噌鍋定食… 1,300円
- プルコギ定食… 1,300円
- チェユクポクム(豚肉炒め)定食… 1,400円
- スンドゥブチゲ定食… 1,300円
- 日替わり定食… 1,000円
- 石焼きビビンバ… 1,500円
- キンバプ(海苔巻き)… 800円
- トッポッキ(甘辛餅煮込)… 700円
- ヤンニュムチキン(韓国風フライドチキン)… 800円
- トッマンドゥクッ(餅入餃子スープ)… 800円
- 海鮮チヂミ… 500円
- ジャジャン麺(スープ付)… 800円
- ホットコーヒー… 500円
- ユジャチャ(柚子茶)… 500円
- インサンチャ(高麗人参茶)… 600円
価格は税込です。
メニューに「辛さマーク」が付いているので、辛いのが苦手な方もでも大丈夫。
スンドゥブチゲや石焼きビビンバなど、日本でもお馴染みの韓国料理のほか、あまりお目にかかれないメニューもあります。
ドリンクメニューも豊富。高麗人参茶もあるのが、韓国料理店らしいですね。
アルコールも取り揃え、マッコリも頂けます。
自家製キムチのテイクアウトもあります。
450mlのタッパー入りで1,000円。試食してから購入できます。
このキムチ、辛味の中に芳醇な旨味が広がる逸品!
キムチ専用の冷蔵庫で保管され、成熟度合いが管理。
そんじゃそこらのキムチとは一線を画す、本格キムチです。
これは絶品! 本場・石焼きビビンバ
石焼きビビンバを注文。
スープとコチュジャン付きです。
半熟の卵焼きが、ド~ンと乗っています。
自家製のコチュジャン。韓国風の唐辛子入り味噌、といったところでしょうか。
ちょっと舐めると、丸みのある辛味とコク。塩気は控えめですが、発酵食品独特の深みのある味わいで、クセになりそう。これは美味いですね。
コチュジャンをかけて…
ニンジン、豆モヤシ、ほうれん草、牛肉、チェンマイ(山菜)、そして青カボチャ。
タップリの具材を、熱々の石鍋の中をかき回します。
コチュジャンの量で辛味を調節でき、辛味の苦手な方も安心です。
トロ~リとろける玉子!
野菜や肉もタップリ。
石焼きビビンバといえば、パリパリなおこげ。コチュジャンの香ばしい香りがたまりません!
韓国海苔をかけても美味いですね。海苔はサービスしてもらいました。
ワカメスープも只者ではない! やや厚めのワカメのほか、シジミ入り。シジミのエキスが良い仕事しています。
食後にコーヒーをオーダー。
飯能・名栗のアスロン焙煎所の豆を使用。ハンドピックで豆を選別、丁寧な仕で定評ある焙煎所です。
ふくよかな味わいのコーヒー、カフェとしての利用もオススメです。
まさに「異次元」の石焼ビビンバです。流石は本場の韓国料理店です。
開店まもない店ですが、夕方は予約の方も訪れていました。
市街地から遠く、ちょっと行きづらい場所ですが、ドライブやツーリングがてら、訪れると良いですよ!
インフォメーション
アクセス・営業案内
JR青梅線・東青梅駅より、都営バス「成木循環」にて「富岡一丁目」バス停下車・徒歩5分
駐車場… あり
●もりのかかし
営業時間…
平日11:00〜18:00
土・日曜日 11:00〜14:00 15:00〜20:00※
※中休みは、料理の提供は出来ませんが、滞在は可能です。
定休日… 火・水曜日
※営業時間・定休日・メニュー等、最新情報はGoogleMapで確認ください。
住所… 東京都青梅市富岡1-111−2
電話… 0428-85-9587