羽村の郊外に佇む「カフェ ヨコタン」。
イングランド調の落ち着いた店内で、本場仕込みのスコーンと、カレーが食べられます。
イングランドのB&Bのオーナーから、スコーン造りの直伝を受けた本格派。
ランチには、野菜をたっぷり使ったカレーも好評です。
「カフェ ヨコタン」は、2021年2月に閉店しました。
目次
イングランドのアンティークに囲まれたカフェ
ペディベアと、くまのプーさんと、第一次世界大戦
![羽村市の、カフェ ヨコタン](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/12/DSC6638-2020-12.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
![羽村市の、カフェ ヨコタン](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/12/DSC6644-2020-12.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
羽村市・栄小通り、青梅線に潜る道の横に、ひっそりと佇む「カフェ ヨコタン」。
大通りから離れた、静かなロケーションです。
中へ、お邪魔すると…
![羽村市の、カフェ ヨコタンの店内](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/12/DSC6671-2020-12.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
外観からは、想像できないほどアンティークが、並べられています。
マスターは、大のイングランド通。
アンティークは、英国モノのコレクションが中心です。
![羽村市の、カフェ ヨコタンの店内](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/12/DSC6652-2020-12.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
椅子もウィンザーチェア?
落ち着けそうです。
![羽村市の、カフェ ヨコタンの店内のミシン](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/12/DSC6675-2020-12.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
![羽村市の、カフェ ヨコタンの店内の時計](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/12/DSC6677-2020-12.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
ミシンやランプ、時計…
アンティーク系の、骨董屋さんみたいですね。
![羽村市の、カフェ ヨコタンの店内のテディベア](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/12/DSC6657-2020-12.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
テディベアも…
元々、テディベアは、ドイツが発祥の地です。
第一次世界大戦が始まり、ドイツから敵国アメリカにテディベアを輸出不可能に。
そのため、イギリスでテディベアが生産され、輸出することとなります。
それがキッカケで、イギリスでもテディベアが浸透します。
店内には、「くまのプーさん」の挿絵も飾られています。
イギリスで創作された「くまのプーさん」は、原作者・ミルンの息子さんが持っていた、テディベアがモチーフ。
余談ですが、プーさんの話に出てくる、クリストファー・ロビンは、作者の息子と同名。
歴史に、ifはありませんが…
第一次世界大戦がなかったら、プーさんは世の中に誕生していなかったかも。
なんて話も、マスターと。
面白いですね、よもやま話は。
主なメニュー
価格は税込みです。
- ドリップコーヒー …450円
- 紅茶(ポット) …450円
- カフェオレ …450円
- 手作りスコーン …400円
- 手作りケーキ …400円
- ハイティーセット
(ケーキやスコーンなども盛り合わせと、コーヒーまたは、紅茶)… 1,200円
ハイティーセットは、イギリス風のタワー型?のアフタヌーン。
ランチ時(11:30〜14:00)には、カレーも。
日によっては、日替わりカレーもあるとか。
カレーには、サラダとコーヒー付き、これはお得ですね。
- 甘味スパイスカレー …700円
- 辛味スパイスカレー …700円
- ドライカレー …700円
ドライカレーのランチ
![羽村市の、カフェ ヨコタンのドライカレー](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/12/DSC6697-2020-12-3.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
ドライカレーと、自慢のスコーンをオーダー。
まずは、趣味の良い器に盛られた、カレーが運ばれます。
![羽村市の、カフェ ヨコタンのドライカレー](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/12/DSC6698-2020-12.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
「お皿も、自分で焼いたのです」
とか、サラッと仰います。
聴けば、庭に陶芸用の釜があるのだとか…
なるほど、ちゃんとサラダの部分に仕切りがあって、カレープレート専用。
でも、凄いな。
![羽村市の、カフェ ヨコタンのドライカレー](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/12/DSC6722-2020-12.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
ドライカレーは、辛味はさほどではありませんが、スパイシー。
お肉と野菜がたっぷり入った、旨味が凝縮された味です。
野菜は、タマネギ、ニンジン、キャベツなど。
他にも入っているらしいのですが、企業秘密も勿体ぶります(笑)
このカレーは、野菜好きの人なら、絶対に好きな味でしょう。
![羽村市の、カフェ ヨコタンのドライカレーのサラダ](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/12/DSC6713-2020-12.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
付け合せというには、ボリュームあるサラダ。
新鮮な野菜、たっぷり頂けます。
おそらくカレーも野菜たっぷり、ランチでかなり摂っている?
![羽村市の、カフェ ヨコタンのドライカレーのサービスのコーヒー](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/12/DSC6770-2020-12.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
カレーはコーヒー付き。
茶碗で、出てきました。
後ろのミルク置きも茶碗も、自家製。
店はイングランドテイストですが、食器類は和風テイストですね。
ホテルのオーナー直伝の、本格スコーン
![羽村市の、カフェ ヨコタンのスコーン](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/12/DSC6788-2020-12.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
さて、お待ちかねのスコーンです!
イギリスのホテルのオーナーから、作り方を教わった、本場仕込みです。
ホテルのオーナーは、料理のレシピ本を出版なさった、キャロン・クーパーさん。
もっとも、そんな有名な方とは知らずに、教わったのだとか。
運命ですね、これは。
![羽村市の、カフェ ヨコタンのスコーンのジャム](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/12/DSC6794-2020-12.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
カフェ ヨコタンのスコーンは、本場に忠実なスタイルで提供されます。
![羽村市の、カフェ ヨコタンのスコーンのクリーム](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/12/DSC6796-2020-12.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
本場では、ジャムとクリームで頂くのが主流。
![羽村市の、カフェ ヨコタンのスコーン](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/12/DSC6801-2020-12.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
スコーンを半分に割って、ジャムとクリームを載せて食べます。
挟むのは、行儀が悪いのだとか。
クリームは、クドくないなめらかな舌触り。
これは、良いクリームです。
![羽村市の、カフェ ヨコタンのスコーン](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/12/DSC6804-2020-12.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
本場仕込みのスコーンは、流石に美味しいです。
パンとは違い、少々水分が少ないのですが、パサツイた感じはありません。
むしろ、しっとりした食感です。
発酵バターを使っているとのこと、奢っていますね。
日本では、スタバに代表されるような、アメリカン・スタイルのスコーンが多い気がします。
どちらが上、というのではなく…
イギリス風のスコーンが手軽に食べられる、貴重なお店でした。
今度来店したら、ハイティーセットに挑戦?してみたいですね。
インフォメーション
「カフェ ヨコタン」は、2021年2月に閉店しました。
アクセス・営業案内
JR青梅線・小作駅より、徒歩14分
駐車場… あり
●Café-yokotan(カフェ ヨコタン)
Webサイト… http://hamura.town-info.com/yokotan/
営業時間… 10:00〜18:00
定休日… 火曜日
住所… 東京都羽村市羽加美1-23-9
電話… 042-555-8864