五日市線・八高線、東京駅直通全廃、22年3月ダイヤ改正を読み解く

2021年12月17日に発表された、JR東日本のダイヤ改正。
コロナ禍の影響もあり、列車本数も減り、サービス縮小となります。
中でも五日市線・八高線は、東京駅直通の列車は全廃。
2023年の中央線グリーン車連結と併せ、西多摩エリアの近未来の鉄道事情を読み解いてみます。

コロナで繰り上げされた?中央線グリーン車連結計画の布告

八高線ワンマン化で、中央線直通運転取り止め

2021年12月17日、JR東日本では、2022年3月・ダイヤ改正の概要(PDF)を発表しました。
八王子支社のプレスリリースによれば…

  • JR東日本では2022年3月12日(土)にダイヤ改正を実施します。
  • 特急「あずさ」「かいじ」の運転区間および停車駅を変更します。
  • 特急「はちおうじ」「おうめ」の運転時刻を変更するとともに、ご利用に合わせて見直
    しを行います。
  • 各線区では、お客さまのご利用に合わせて、列車本数の見直しを行います。
  • 八高線でワンマン運転を開始します。これにより、輸送体系の見直しを行います。

JR東日本ニュースより、引用

一番大きな変更点は、八高線のワンマン運転。
八高線では、平日の朝2本・夕方1本、中央線直通運転をしていました。八高線は4両編成。
これは、拝島駅で五日市線からの6両と連結して、運転していました。

しかし、ワンマン運転を始める関係で、八高線の中央線直通運転は全廃。五日市線も道連れで、無くなりました。これで、長い歴史を持つ、五日市線・平日の中央線・東京駅直通運転は、全廃となります。
休日の「ホリデー快速」は、もしかすると残るかもしれませんが、新宿発着。そもそも、行楽列車だから、地元の方はあまり関係ありませんし…


JR東日本では、2023年を目標に、従来10両編成だった中央線に、グリーン車を2両増結する予定です。

その際、10両編成だった五日市・八高線の直通運転については、中々厄介だったのでしょう。
中央線12両化で、何らか運転体系を見直さねばならず、前倒ししたイメージなのでしょうか?

おそらくですが…
直通運転を廃止する五日市線も、早晩、ワンマン運転になるのかと。輸送体系が独立していれば、比較的導入しやすいでしょうからね。

JR東日本ニュースより引用

もっとも、山手線もワンマン運転(PDF)、更には自動運転も視野に入れるJR東日本。プレスリリースを読むと、列車そのものが自律運転するイメージです。
地方路線だけではなく、人口が減り続ける日本の鉄道は、過渡期なのでしょうね。

あの中央線も減便!コロナの影響は甚大

衝撃的なのは、中央線快速の減便。
四半世紀前の、激混み・中央線を知る人間としては、隔世の感です。
人身事故も多く、そんな時は、まさに殺人的ラッシュでしたから。

路線現行改正後
中央線快速30本29本
中央・総武線各駅(千葉方面行)23本19本
中央・総武線各駅(三鷹方面行)26本25本
青梅線17本16本
南武線25本24本
横浜線19本17本
朝通勤時間帯の列車本数
(最も運転本数の多い1時間の本数)
JR東日本ニュースより、引用・加工

中央線快速もそうですが、三鷹からの総武線各駅列車は、かなり本数を減らしました。
昔から、快速ほど混んでおらず、しかもコロナで快速の混み具合も軽減されると、各停に乗り換える人も減ったのかもしれませんね。

特急「はちおうじ」も減便

コロナ禍で、夜遅くの利用が減ったのか、東京駅23時発の特急「はちおうじ」号は廃止。
もっとも、2023年に、中央線快速にグリーン車が連結されれば、特急「はちおうじ」「おうめ」は廃止になるのでは?
特急だけど、特快と所要時間も変わらないし、ゆったりできるのが、存在意義ですからね。あと1年の運転だとすれば、機会があれば、乗っておくべきかもしれませんね。

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