羽村市、多摩川左岸。
川と平行する参道が、武蔵阿蘇神社に通じています。
秋になると、彼岸花が参道を彩ります。
歴史に想いを馳せ、花を愛でる散策が楽しめます。
花咲く参道から、歴史ある神社へ
彩り鮮やかな、秋の参道
武蔵阿蘇神社は、推古天皇9年(601年)の創建。
多摩川が大雨で氾濫、水難を鎮めるため、創建したとされます。
ところで、多摩川の岸にある神社そのものが、水難に遭わないのか不思議だけれども…
参道は多摩川とさして高さが変わりませんが、社殿は10mほど高い丘の上。
国土交通省のハザードマップを見ると、多摩川が氾濫しても社殿は安全圏です。
流石、昔の人は経験的に、解っているのですね!
参道は300mほど。
多摩川の左岸を上流へ、本殿に続きます。
はるばる、海から55kmの標識。
何故か、メガネ掛けています 。
そういえば…
さきほど、歩き始めた阿蘇神社参道入口付近が、多摩川サイクリングロードの起点、というか終点です。
多摩川河口は、羽田空港の横。
実は、飛行機って、自転車を手荷物で持ち込めます。(輪行袋に入れれば、ですが)
そう、この道は、世界に通じているのです。
脱線しました。
秋になると、参道の路肩に彼岸花が咲き誇ります。
天気が良いと、紅い花が眩しいばかりに、輝きます。
ツユクサも、咲いています。
初夏から 初秋にかけて咲きますが、ここのは割と大きな花を付けていました。
ニラの花も、咲いています。
ニラレバ炒めのニラ、です。
葉っぱ、食べられるのかな…
自信が無いので、摘みませんでしたが(笑)
毒草と誤認したら、シャレにならないし。
ちなみに、秋物よりも夏のほうが、美味しいそうです。
また、話が逸れましたが…
ブラブラ歩くとやがて、鳥居に到着。
左に多摩川を望みながら、石段を登ります。
石段を登りつめると、本殿。
歴史ある神社、やはり、千四百年の風格を感じます。
近所の人も参拝に訪れていて、地元に根付いるようです。
木々に囲まれた境内は、鬱蒼としています。
手水舎の水が、木の葉を映し、緑に染まっていました。
付近の踊子草公園も、彼岸花が咲きます。時間があれば立ち寄るのも良いでしょう。
西多摩エリアの彼岸花スポットの特集です。名所から穴場まで紹介しています。
インフォメーション
アクセス
JR青梅線・羽村駅より、徒歩27分
または、羽村駅西口より、羽村コミュニティバス「羽村西コース」にて「一峰院」バス停より、徒歩6分
問い合わせ先
●武蔵阿蘇神社
住所… 東京都羽村市羽加美4-6-7
電話… 042-554-3405