青梅市・長渕丘陵の赤ぼっこ。
標高409mの低山ながら、東から西まで、奥多摩の山から都心までの好展望。
駅から歩け、絶好の初日の出スポットです。
目次
林道を使って、安心ナイトハイク!青梅・長渕丘陵の、赤ぼっこ
青梅駅を起点に、馬引沢林道へ
青梅市・長渕丘陵の、赤ぼっこ。
標高409mの低山ですが、展望の山として親しまれています。
赤ぼっこへの登山道は、数ルートありますが…
今回は、初日の出登山を想定し、安全な馬引沢林道を歩くコースを紹介します。
林道終点からは登山道を。
トレッキングシューズ、雨具、防寒具、ヘッドライトなど、登山装備が必要です。
また、山中には売店・山小屋はなく、軽食や水筒も忘れずに。
起点は、JR青梅線・青梅駅。
元旦の早朝ならば、終夜運転の列車も、利用可能です。
駅前にセブン-イレブンがあります。
駅前の道を100mほど南下すると、旧青梅街道「青梅駅前」交差点へ。
ここを右折します。
旧青梅街道を西へ300mほど歩き、「青梅市文化交流センター」交差点を左折。
多摩川の万年橋を渡ります。
橋からちょっと歩くと、吉野街道(都道45号)「畑中一丁目」交差点に。
ここを右折します。
しばらく歩くと、左側にセブン-イレブンがあります。最後の買い出しは、ここでどうぞ。
「畑中一丁目」交差点から1.1kmほどで、「畑中三丁目」バス停付近の交差点に到着。
左の狭い路地を進みます。
この辺で、ヘッドライトを取り出しましょう。
路地を400mほど進むと、馬引沢林道・入口のゲート。ここから先は、一般車両通行止めです。
馬引沢林道から、馬引沢峠を経て、赤ぼっこへ
馬引沢峠まで林道を歩きます。
距離にして1.5kmほど、沢沿いの緩やかな坂道を登ります。
森の中で風の影響を受けないのか、冬でも比較的快適です。
やがて沢沿いから離れ、石垣のある林道となります。
林道を登りつめると、馬引沢峠に到着。
ここからは、長渕丘陵の稜線を歩き、赤ぼっこを目指します。
馬引沢峠を右折し、フェンス沿いに、西へ進みます。
しばらく歩くと、指導標もある、日の出町方面との分岐に到着。
フェンス沿いの道を離れ、「天狗岩・梅の公園」方面へ進みます。
分岐からしばらく歩くと、木製の階段道となります。
階段を登りきると、赤ぼっこ方面の分岐。指導標に従い、右折します。
分岐から100m弱で、シンボルツリーの一本ヒノキがある、赤ぼっこに到着。
まるで絵本に出てきそうな、マッタリした雰囲気の山頂です。
大展望の赤ぼっこで、ご来光を!
赤ぼっこは、夜景もキレイです。日の出の1時間程度前に登ると、美しい光景と出会えます。
奥多摩・川苔山と多摩川流域の夜景。
光り輝くの関東平野。
そして、スカイツリーもイルミネーション!
夜景と朝焼けのコラボレーション。夜から朝への、移ろいの時間です。
月と、一本ヒノキ。
日の出が近づき、遠く筑波山が浮かび上がります。
雲も紅く染まり始め…
厳かに、ご来光となります。
元旦の日の出は6時51分前後です。
一本ヒノキも、陽が当たり始め…
大岳山も紅く染まります。
赤いアーチ橋の奥多摩橋と、高水三山方面。
JR河辺駅や圏央道の遥か彼方に、雲に浮かぶビル群も。なんか、まるで蜃気楼みたいです。
ご来光を楽しんだら、下山しましょう。
梅の公園方面へ下るの良し、天祖神社へ下るのも良いでしょう。
くわしくは、こちらを。
来た道を戻るのも悪くありません。
沢沿いの林道、雨上がりの朝方など、中々美しい光景と出会えるかも。
林道入口から吉野街道へ出ると、都バス「畑中三丁目」バス停が近くにあります。
JR青梅駅なで、ほぼ20分間隔で運行しています。
なお、JR青梅駅近辺は、ファミレス・ファーストフードなど、正月・朝から営業する店は期待できません。
ならば、立川方面へ二駅、JR河辺駅前の「梅の湯」は如何でしょうか。正月も朝10時からオープン。初風呂・初温泉が楽しめますよ!
温泉の後、JR河辺駅からバスで、塩船観音寺へ初詣も宜しいかと。
インフォメーション
マップ
JR青梅駅 …〈20分〉 … 万年橋 …〈30分〉… 林道入口…〈45分〉… 馬引沢峠 …〈20分〉… 赤ぼっこ …〈15分〉… 馬引沢峠 …〈35分〉… 吉野街道・畑中三丁目バス停
ー計2時間45分ー
コースの状況など
- 沢沿いの林道は、降雨直後、ぬかるみやすい。
- 青梅駅前に、公衆トイレあり。
- 青梅駅前、吉野街道沿いに、セブン-イレブンあり。
- 北斜面のため、真冬は凍結することがある。
- 登山口付近には、駐車スペースはない。青梅駅周辺の有料駐車場を利用。