ツツジで名高い古刹、青梅・塩船観音寺。
夏はヤマユリも見事です。
JR東青梅駅から、睡蓮咲く吹上しょうぶ公園を経て塩船観音寺へ。
シーズンオフならではの、静かな散策が楽しめます。
ツツジの名寺に咲く、ヤマユリを訪ねる小旅
JR東青梅から、吹上しょうぶ公園へ
ツツジの塩船観音寺、東京有数の菖蒲園・吹上しょうぶ公園。
梅雨から夏にかけて、ヤマユリや睡蓮が見事です。

起点は、JR青梅線・東青梅駅北口。
駅前には朝9時から開店するスーパーもあります。
東京駅から直通列車も頻繁に運行。グリーン車に乗れば、ちょっと旅気分です。
駅から青梅街道を左折し、「成木街道入口」を右折し北上。
「青梅第四小学校」交差点を右折します。

交差点から600mほど進み、「東青梅六丁目東」交差点を左折し、城山通り(都道194号)へ。
城山通りを約150m進むと、駐車場のある吹上しょうぶ公園の入口に到着します。
吹上しょうぶ公園は東京でも有数の、菖蒲園。
2.1ヘクタールの園内に、約10万株の菖蒲が咲き誇ります。
シーズンオフは近隣の方が訪れる程度、静かな穴場です。

菖蒲園手前の池には、睡蓮が見事。
余談ですが、昭和の昔は釣り堀でした。

春から夏にかけて咲きますが、花期が長く、7月中旬でも楽しめます。

吹上しょうぶ公園は、里山に囲まれた、谷地を利用した菖蒲園です。

人も疎らな菖蒲園。谷を囲む里山の緑がまばゆく、中々の風情です。
吹上しょうぶ公園から塩船観音寺へ

城山通りへ戻り、400mほど北東へ進み「吹上天平運動広場」前の交差点を左折します。

緩やかに登る道は、ちょっと佳き風情。

更に進み、小さな峠を越えます。石垣の切り通しで、まるで古道のような趣きすらあります。

峠を越えれば、間もなく塩船観音寺の山門(仁王門)に到着します。
仁王門は室町時代に建立され、国指定重要文化財。
木造・切妻造りで屋根は茅葺です。
塩船観音寺のヤマユリ

仁王門から参道を往き、阿弥陀堂へ。

阿弥陀堂も国指定重要文化財。こちらも室町時代の建築物とされています。

威風堂々とした、大杉。樹高約40m、樹齢は九百年以上とされ、東京都の天然記念物に指定されています。

平安時代後期と推定される、薬師堂。青梅市有形文化財です。
薬師如来立像が安置されています。

薬師堂前の石段を上がると、本堂に到着します。
室町時代の建立で、国指定重要文化財に指定されています。

本堂の裏手にヤマユリの花が咲きます。

そういえば、東京でヤマユリの寺といえば、高幡不動が有名ですが。
どちらも真言宗のお寺ですね。

本堂左手の尾根道からの、護摩堂。
ツツジの季節ともなれば、護摩堂を囲うように咲き誇ります。

一旦、本堂まで戻ります。
東側(本堂正面・右側)から、尾根の斜面に道があり、ヤマユリの群落があります。

ヤマユリの華やかで甘い香り。ここまで官能的な香りの花は珍しいかも。
虫もコロッと花に引き寄せられるフェロモンなのでしょう。

7月でもしぶとく残る、アジサイの花。
ヤマユリの咲く頃には剪定するので、見られたらラッキーです。

谷地に下りると、辺りは湿地帯。
秋はヒガンバナも美しい谷となります。

谷沿いの道を南へ下ります。入口には「クマ出没」の注意書きがありました。
車道となり、少し南下すれば、仁王門に戻ります。
仁王門近くには、2026年にオープンした二八蕎麦の八木があります。
暑い季節、ざる蕎麦を啜るのも良いですね。
仁王門から観音通りを南に進むと都道194号線に到着。
付近には都バス「塩船観音入口」バス停があります。
西方面のバスはJR東青梅駅・青梅駅方面行、東方面のバスはJR河辺行。
2ヶ所の停留所の時間を見比べて、早く乗れるバスを選ぶと良いでしょう。
インフォメーション
マップ
JR青梅線・東青梅駅 …〈25分〉… 吹上しょうぶ公園 …〈20分〉…塩船観音寺…〈15分〉… 都営バス・塩船観音入口バス停
ー計1時間ー
コースの状況など
- 青梅の低山でも熊が出没の可能性あり。熊対策は万全に。
- 東青梅駅前にスーパーあり。駅周辺にコンビニあり。
- トイレは、東青梅駅前、吹上しょうぶ公園、塩船観音寺境内にある。

























