JR青梅線・小作駅東口駅前の「ちんか」。
和食を中心とした、割烹料理店です。
ランチタイムのオススメは、自家製きしめん。
喉越し良く、夏のランチにピッタリです。
目次
東京の、知る人ぞ知る、きしめんの名店
かつて日本のシリコンバレーの、割烹料理店
JR青梅線・小作駅東口の割烹「ちんか」。
駅から1分、いや30秒程度のお店です。
一見、狭い間口ですが… 2階・3階と宴会や会合もできます。
でもこの付近は大きな会社もなく、宴会需要なんて、どれほどあるのかな…
かつて小作駅近くに、東芝・日立などの研究所・工場がありました。
その取り引き先も含めれば、かなりの就労人数だったでしょう。
日本初のワードプロセッサJW-10は、東芝・青梅事業所で開発・生産。
現在の日本語入力の礎となる、画期的な製品でした。
世界初のノートPC・Dynabook・J-3100SSも青梅事業所で開発・生産。
日本のモノづくりが世界をリードした時代、ここは、日本のシリコンバレーでした。
東芝は4千人規模の事業所、小作駅前には、飲み屋街や風俗店などもあり、栄えていました。
千鳥足でも駅まで30秒、当時は、さぞ宴会需要もあったのでしょう。
ちなみに、東芝が撤退した跡地には、アマゾンの巨大物流センターが稼働。
分かりやすいまでの、盛者必衰ですね。
話が脱線しました…
ランチタイムに「ちんか」さんへ行った際、2階の座敷へ案内されました。
なるほど、個室と使える、商談・接待向けのお店ですね。
主なランチメニュー
- のりせいろ… 800円
- 天せいろ… 1,200円
- 五目にぎわいそば… 1,500円
- 浜ちどり(皿きしめん)… 1,100円
- 釜揚げ(天ぷら付き)… 1,500円
- 天ぷら膳… 1,600円
- ハンバーグセット… 900円
- チキンカツセット… 900円
- ロースカツセット… 1,200円
- 海老フライセット… 1,600円
- お刺身膳… 1,600円
- うな重… 3,400円
価格は税込みです。
せいろ類は、蕎麦または、きしめんから選べます。どちらも自家製の麺です。
自家製のきしめんは、東京では珍しいですね。
割烹らしく、お刺身、天ぷらも充実しています。
夜はコース料理も充実、ハレの日にも使えるお店です。
自家製きしめんの、天せいろ
天せいろをオーダー。
自家製のきしめん。
関東風の出汁の蕎麦汁、ならぬ、きしめん汁。
薬味は、大根、生姜、ネギ。大根は天ぷら用、それとも、きしめん用?
コシもあり、喉越しも良い、きしめん。
きしめんは、うどんより薄く伸ばして切ります。打つのが、うどんより手間が掛かるのだとか。
表面積が大きく、独特の食感ですね。
お値段の割に、天ぷらは多めです。
海老、メゴチ、椎茸、インゲン、ナス、カボチャなど、盛り沢山!
天つゆもタップリ。蕎麦汁と別なのが良いですね。
大きめの海老天。衣もサクサク、油が新鮮なのか、軽めの仕上がりです。
メゴチの天ぷらは2枚。身も厚く、淡白な味わいは、いかにも天ぷら向けです。
厚みがあり、歯ごたえ抜群の椎茸。
ホクホクのカボチャに、シットリとしてナス。
細やかな包丁さばきで、精進揚げも確かな味わいです。
東京では珍しい、自家製麺のきしめん。
クオリティからすると、天せいろはかなりお得でしょう。
ざるきしめんは、麺本来の風味と食感が楽しめます。
駅前だから、ちょっと遠くからでも気軽に来店できるのも良いですね。
インフォメーション
アクセス・営業時間
JR青梅線・小作駅東口、徒歩1分
駐車場… 指定コインパーキングにて、1時間まで店舗負担
●ちんか
Webサイト… http://www.hamura-sci.jp/vsm/chinka/
営業時間… 11:30~14:00、17:00~20:30
定休日… 日曜日・祝日
住所… 東京都羽村市小作台1-2-16
電話… 羽村市小作台1-2-16