奥多摩フードコート内・ビビカレー。
2024年3月オープンのカレー専門店です。
2023年に閉店した、奥多摩・ヘムロックのレシピを再現。
名店の味が蘇りました。
目次
老舗洋食店の味を再現した、奥多摩のカレー
奥多摩フードコートのカレー店
奥多摩駅・徒歩1分の奥多摩フードコート。
2024年2月にオープンした、人口五千人の町のフードコートです。
スーパー跡地を利用した、昭和テイストな店内。
オープン当初は、ラーメン店三つ杉のみ。
定評ある店ですが… 1店舗だと、フードコートっぽくない…
孤立奮闘に終止符を打つべく、2024年3月にビビカレーがオープン!
晴れて「本当のフードコート」に昇格しました。
奥多摩のソウルフード? ヘムロックのカレー
奥多摩のカレー、といえば、青梅街道沿い・奥多摩郵便局前の農家ヘムロックが有名。
1980年代オープンの老舗喫茶店。開店時のオーナーから引く継ぐ形で、洋食の美味しいカフェとして、登山者や観光客に愛されていましたが…2023年9月に、惜しまれつつ閉店しました。
ヘムロックさんの詳細は下記をどうぞ。
ビビカレーは、ヘムロックのレシピを元に、奥多摩の「ソウルフード」を再現。
名店の味が引き継がれました。
辛さとコクが魅力の、ビビカレー
オープン当初は、カレー1品のみの少数精鋭。税込み1,000円です。
上がビビカレー。下が往年のヒムロックカレー。色の違いは撮影環境の影響です。
全体の盛り付け方、付け合せの野菜も近しいですね!
強いていえば、元祖ヘムロックの方が、ライス全体にカレーが覆っています。ルーの多少、というより、かけ方の違いかと。
ルーは、欧風カレーながら意外と辛口。トロっとして、日本的なテイストも併せ持ちます。インド+和洋折衷的な、オリジナルカレーでしょうか?
辛さは、トロみの中にスパイスの粒が立つような、独特の味わいです。
ヘムロックと同じく、ポークカレー。元祖より、肉とルーの一体感が増した印象です。
トロみのあるルーは、ご飯に合います。毎日食べても飽きないカレーでしょうね。
付け合せのっ野菜も、トマト、キュウリ、キャベツと、ヘムロック時代と同様です。
キャベツはドレッシング和え、これもヘムロック時代を彷彿させます。
時代により、同じ店でもレシピは変化続けます。ヘムロックから受け継いだ味を、どう守り、進化させるのか。今後も楽しみなお店です。
なお、同じフードコート内の「三つ杉」とは営業時間等が異なります、ご注意を。
アクセス・営業案内
JR青梅線・奥多摩駅より、徒歩1分
●ビビカレー
営業時間… 11:30〜売り切れまで
定休日… 不定休
住所… 東京都西多摩郡奥多摩町氷川195 奥多摩フードコート内