都の天然記念物に指定された、日の出町・大久野のフジ。
樹齢400年ともいわれる、野生のフジです。
日の出町には、他にも野生のフジも多く、見ごたえたっぷり。
また、町役場の藤棚も見逃せません。
目次
春半ばに花咲く、日の出町は、フジの名所
天然記念物の、大久野のフジを訪ねて
JR青梅線・福生駅西口からバスで、日の出町へ。
林道で「大久野のフジ」へ向かいます。
途中、製材所などもあるアプローチ。日の出町は、林業で栄えた町です。
大久野のフジへ向かう道にも、野生のフジが生育しています。
野生のフジは、川原などの樹に絡むことが多く、多摩川などでもよく見かけますが…
この付近のフジは、見事ですね。
標識を便りに、狭い林道を歩きます。
駐車場もありますが、数台で満車。できれば徒歩で訪れるのが良いでしょう。
大久野のフジは、高台の見晴台から、見物できます。
見晴台へ通ずる遊歩道の入口に、道標があります。
登山道、というほどではありませんが、5分少々の遊歩道。
滑りにくい靴で訪れるのが、吉。
藤棚と説明板のある広場から、更に登ります。
途中、フジの木の下を通りますが…
つる植物のフジは、他の木に絡んで、成長します。
杉に絡んでいますが、さぞ迷惑でしょう。
樹齢400年とのことですが、そんなに長い間絡まれている杉って、なんとも我慢強いですね。
見上げると、葉の間から、フジの花が見えます。
絡んでいる木を差し置いて、ちゃっかり、日当たりの良い場所で開花しています。
可愛い顔して、図々しいヤツ…
ほどなく、見晴台へ。
遠く五日市方面の山々を背景に、大きなフジが見渡せます。
高さ27mと、かなりの巨木で見応えあります。
見晴台にはベンチも有り、休憩するにも最適です。
フジは遠い場所にあり、流石に、あの独特の香りは漂いません。
町役場の、藤棚が美しい!
見物が終わったら、日の出町方面へ戻ります。
せっかくなので、町役場に寄りましょう。
役場の入口に、立派な藤棚があるのです!
町のシンボルなのか、とても手入れの良い藤棚です。
近づくと、ほのかに甘い香り。
平日ならば、役場内・入口付近に観光パンフレットもあり、ゲットするのも良いでしょう。
インフォメーション
アクセス
●大久野のフジ
JR青梅線・福生駅西口より、西東京バス「武蔵五日市駅」行にて「諏訪下橋」バス停下車、徒歩20分
●日の出町役場
JR青梅線・福生駅西口より、西東京バス「武蔵五日市駅」「日の出折返場」行にて「文化の森入口」バス停下車、徒歩1分
問い合わせ先
●日の出町観光協会
https://www.hinodekanko.jp/