青梅市・日向和田の日本庭園・臨川庭園。
多摩川の畔の、四季折々、草木を愛でる静かな庭園です。
やや交通が不便なこともあり、静かに楽しめるのもポイント。
紅葉の穴場的な、貴重なスポットです。
目次
人もまばらな、湖畔の庭園を散策する
車だと行けない?ちょっと不便な庭園
戦前から戦後にかけて、激動した昭和の政治家・津雲國利。
彼の死後、別荘だった臨海庭園を市に寄贈、一般見学が出来ます。
なお、津雲國利の本邸・津雲邸は、青梅駅の近く。国指定・有形文化財の貴重な木造建築です。
名前のごとく、多摩川を臨む庭園。
庭園のある日向和田は谷も深く、市街地からかなり下ります。
また、元は個人の庭園、駐車場もなく、徒歩で訪れることとなります。
今どきの日本、車で行けない場所は、静か。
近くの御岳が賑わう季節でも、喧騒のは無縁の時間が流れます。
現役の茶室もある、小ぢんまりとした庭園
元個人の庭園ですから、さほど広くはありません。
兼六園や偕楽園のような、大名庭園をイメージすると、拍子抜けするかも。
とはいえ、小ぢんまりした中にも趣きがあります。
庭園には、小さな茶室も。
この茶室、なんと、予約をすれば、お茶を点てられるのです!
2020年11月現在、コロナ渦での制限はありますが、利用可能。
青梅市役所に申請すれば、借りられます。
庭園でお茶を点てれる、なんとも雅です。
秋には、モミジやツツジの紅葉も
日本庭園ですが、どちらかというと質素。
池や滝は、ありません。
そのかわり、庭園には、四季折々、自然を楽しめる草木が…
狂い咲きの、ツツジ。
他のツツジは、真っ赤に紅葉しているのに、我が道を往きます。
石塔やお地蔵さんも。
中々、風流な東屋。
ひと休憩するのに良さそうです。
足元には、モミジの落ち葉も。
秋の盛りは短く、ちょっと切なくなります。
インフォメーション
アクセス
JR青梅線・宮ノ平駅より、徒歩10分
駐車場… 無し
開園時間
開園時間… 9:00〜16:00
閉園日… 月曜日(祝日の場合は翌平日)・年末年始
茶室の利用について… 青梅市役所・公園緑地課にて申請の上利用
(2020年11月現在、2時間以内・5名までの利用に制限中)
問い合わせ先
青梅市役所 公園緑地課
Webサイト… https://www.city.ome.tokyo.jp/
電話… 0428-22-1111