青梅・わかぐさ公園前の蕎麦店、さかもと。
たまたま、蕎麦を食べに入ったところ…
「さかもと丼」なる、謎のメニューを発見!
調べてみると、全国各地に「さかもと丼」があります。
その秘密とは?
目次
さかもと丼とは?
昭和的・蕎麦屋の、謎メニュー
![青梅市・若草公園](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/06/DSC2829-2.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
青梅市の、わかぐさ公園。
市民プールもある、市民の憩いの場です。
緊急事態宣言も解除(2020年5月)され、遊具で遊ぶ子どもたちの歓声も、戻りました。
![青梅・若草公園前の蕎麦店、さかもと](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/06/DSC2760.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
その公園前にある、昔ながらの蕎麦屋さん「さかもと」。
腕組みする親父がふんぞるような「こだわりの蕎麦」というよりも、町のお蕎麦屋さんです。
![青梅・若草公園前の蕎麦店、さかもと](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/06/DSC2765.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
メニューは、多彩です。
蕎麦はもちろん、うどん、丼もの、カレー、カツライス。
ラーメンや餃子もあります。
![青梅・若草公園前の蕎麦店、さかもと](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/06/DSC2770.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
店内は、まさしく、昭和のお蕎麦屋さん。
暇つぶしの「ゴルゴ13」とか、本棚にあってりして、初めてなのに懐かしい。
蕎麦を頂き、何となくメニューを眺めてみると…
「さかもと丼」なる謎メニューがあります。
ちょっと気になり、会計時に訊ねると…
「カツと鶏肉と海老天を、卵でとじたものですよ」
ん?、それって、つまり、カツ丼と親子丼と天丼が合体したモノ?
「まあ、そんな感じですね」
さかもと丼は、各地にあった!
そんな不思議な丼があるとは、知りませんでした(笑)
で、調べてみました。
いえ、ググっただけ、ですけれどね。
すると、どうやら、各地に「さかもと」のいう屋号の蕎麦屋があり、「さかもと丼」を提供しているのでした。
これが下高井戸のさか本丼900円。カツ丼、エビ天、開花丼(他店では親子丼)がたまごとじで一緒になっている。色々な味で飽きなくていいなと思われるかもしれないが、最終的には何くってるのかわからなくなる。それがたまらなく好きだ。
デイリーポータルZ 〜おれたちのさか本そばのなぞ
上記のサイトによれば…
下高井戸のお店が暖簾分けをして、各地に「さかもと」という蕎麦屋が出来たとのこと。
そして、暖簾会を通じて「さかもと丼」が広まったそうな。
では、青梅の「さかもと」はというと…
お店の人曰く、
「先代が、暖簾分けしてもらったのですよ」
やはり、そうですか。
「さかもと」系の蕎麦屋さんは、中央線や京王線に多く、青梅にあるのも納得できます。
なんというか、多摩川を遡った鮭みたいな、蕎麦屋さんですね(笑)
ちなみに、資本関係もないし、フランチャイズでもなく、メニューや味は各店バラバラ。
様々な「さかもと丼」があります。
青梅のさかもと丼
前置きが、長くなりました。
謎のさかもと丼と、ご対面です!
お値段は、税別900円でした。
![青梅・若草公園前の蕎麦店、さかもとの、さかもと丼](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/06/DSC2838.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
一見、カツ丼ですね。
よく見ると、エビの尻尾が見えます。
![青梅・若草公園前の蕎麦店、さかもとの、さかもと丼のカツ](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/06/DSC2879.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
まずカツから、頂きましょう。
うん、これはカツ丼そのものですね。
B級グルメ的な食べ物ですが、ちゃんとしたお肉でしたよ。
![青梅・若草公園前の蕎麦店、さかもとの、さかもと丼の鶏肉](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/06/DSC2850.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
鶏肉の卵とじ。
こちらも想像通り、親子丼そのもの。
刻み海苔が、パラリとかかっています。
![青梅・若草公園前の蕎麦店、さかもとの、さかもと丼のエビ](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/06/DSC2882.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
カツと鶏肉は、想像の範囲内でしたが…
本丸?のエビは、どんな感じでしょうか。
賄い飯に如何にもありそうですが、天ぷらの卵とじは、珍しいのでは?
![青梅・若草公園前の蕎麦店、さかもとの、さかもと丼のエビ](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/06/DSC2895.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
卵でとじた、海老天が一本。
衣は、出汁を吸って柔らかくなっています。
サクサク感は、ほとんどないですね。
天ぷら蕎麦を食べ終わって、汁に浮かんだ衣みたいな柔らかさ。
![青梅・若草公園前の蕎麦店、さかもとの、さかもと丼のエビ](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/06/DSC2903.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
天ぷら蕎麦用に海老天でしょうか、やや大きめの海老天です。
考えてみれば、カツ丼も不思議な食べ物。
天ぷらの卵とじも、不思議でな美味しさ、ですね。
モノは試し、一度は食べてみたい「さかもと丼」。
病みつきになるかは、その人次第ですが、B級グルメ好きなら、是非どうぞ。
カツ丼、親子丼、天丼を一度に食べて900円なら、安いかも!
ついでといっては何ですが、お蕎麦の紹介も
![青梅・若草公園前の蕎麦店、さかもとの、イベリコ豚の肉汁せいろ](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/06/DSC2778.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
衝撃の「さかもと丼」も良いですが、お蕎麦の紹介もしましょう。
だって、蕎麦屋さんですものね。
お店イチオシの「イベリコ豚の肉汁せいろ」を頂きました。
お値段は、税別750円。
ちなみに、もりそば、かけそばは450円と、かなりお安いですよ。
![青梅・若草公園前の蕎麦店、さかもとの、イベリコ豚の肉汁せいろ](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/06/DSC2783.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
暖かい肉汁に、冷たい蕎麦を付けて食べます。
鴨せいろの、豚肉版みたいなイメージですか。
![青梅・若草公園前の蕎麦店、さかもとの、イベリコ豚の肉汁せいろの豚肉](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/06/DSC2801.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
イベリコ豚は、スライスです。
柔らかい肉の旨味と、とろけるような脂。
イベリコ豚の脂は、オレイン酸が多く、身体にも良いとか。
![青梅・若草公園前の蕎麦店、さかもとの、イベリコ豚の肉汁せいろの蕎麦](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/06/DSC2781.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
蕎麦は自家製。
青梅は総じて、蕎麦屋さんのレベルが高いのですが、ここもちゃんとした蕎麦を出します!
![青梅・若草公園前の蕎麦店、さかもとの、イベリコ豚の肉汁せいろの薬味](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2020/06/DSC2788.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
薬味はネギと、生姜。
肉汁には、生姜が似合います。
というか、もりそばでも生姜は合いますが。
「さかもと丼」も良いけれど、蕎麦も安くて美味しいですね。
公園で遊んで一休みするのに、もってこいなお店でしょう。
あと、日本蕎麦屋さんですが、ラーメンもあります。
出汁(ラーメンだからスープだけど)がどうなのか、ちょっと興味を惹かれますね。
「昭和的・蕎麦屋」を楽しみましょう!
インフォメーション
アクセス・営業案内
JR青梅線・小作駅より、徒歩15分
駐車場… 有り
●さかもと
営業時間… 11:00~20:00
定休日… 金曜日
住所… 東京都青梅市河辺町8-18-16
電話… 0428-31-3777