青梅市・釜の淵公園近くの「梅菓匠 にしむら」。
地元で愛される、老舗の和菓子屋さんです。
ここの名物は、なんと行っても梅大福!
名産の梅の入った、ふたつの大福を食べ比べました!
目次
梅の産地の銘品、梅大福
梅大福が、青梅で生まれたワケ
![青梅市の和菓子店・梅菓匠 にしむら](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2021/02/DSC0959-2021-02.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
青梅市・大柳町の和菓子店「梅菓匠 にしむら」。
わらび餅やみたらし団子、大福といった、気取らない和菓子がメインのお店です。
ここの名物は、なんといっても梅大福。
青梅のお土産の定番、のひとつです。
![青梅市の和菓子店・梅菓匠 にしむらの店内](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2021/02/DSC0951-2021-02.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
青梅は古くから、名にし負う、梅の産地。
そして、意外と知られていませんが、和菓子店も多く、町の至るところにあります。
他のお店と差別化し、切磋琢磨する土地柄なのですね。
大福と梅の組み合わせが、銘品となったのも、ある意味必然なのかも。
初代と二代目、ふたつの梅大福
![青梅市の和菓子店・梅菓匠 にしむらの、初代・梅大福と、二代目](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2021/02/DSC0967-2021-02.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
二代目・梅大福(右)
にしむらさんでは、2種類の梅大福を販売中です。
梅の甘露煮がまるごと入った、初代「梅大福」と、梅ペーストの「二代目」。
![青梅市の和菓子店・梅菓匠 にしむらの、初代・梅大福と、二代目](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2021/02/DSC0975-2021-02.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
初代が218円(税込)、二代目が180円(税込)。
初代のほうが、ひと回り大きいです。
梅をまるごと味わう、初代・梅大福
![青梅市の和菓子店・梅菓匠 にしむらの、初代・梅大福](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2021/02/DSC1000-2021-02-1.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
まずは、初代・梅大福を頂きます。
真っ二つに割ろうと、ナイフを入れると…
梅の種に、ゴツンとぶつかります(笑)
パッケージにも「梅の種にご注意を…」との但し書き。
![青梅市の和菓子店・梅菓匠 にしむらの、初代・梅大福の青い梅](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2021/02/DSC0987-2021-02.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
梅の甘露煮が、丸ごと、それも国産の大粒です!
青梅だから、青い梅、なんですかね?
![青梅市の和菓子店・梅菓匠 にしむらの、初代・梅大福の梅の果肉](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2021/02/DSC1028-2021-02.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
果肉もタップリ、梅のエキスが凝縮された感じです。
梅の皮の食感も、硬すぎず柔すぎず、良い塩梅。
![青梅市の和菓子店・梅菓匠 にしむらの、初代・梅大福の餡](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2021/02/DSC1025-2021-02.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
餡は、こし餡でなめらかです。
大福に梅って、とっても似合いますね。
甘い餡に、甘酸っぱい梅の組み合わせ。
いちご大福を、初めて食べた時と、似た感動です。
![青梅市の和菓子店・梅菓匠 にしむらの、初代・梅大福の皮](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2021/02/DSC1030-2021-02.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
国産もち米の皮は、やや薄め。
モチモチして、美味いですね。
断面を見ると分かりますが、梅と餡がビッシリ詰まっています。
食べてみると、奇をてらったモノではなく、理にかなった美味しさです。
甘いけれど、さっぱりした味わいは、ちょっと病みつきになりそうです。
先代が偉大だと苦労する?二代目・梅大福のお味は?
![青梅市の和菓子店・梅菓匠 にしむらの、二代目・梅大福](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2021/02/DSC1035-2021-02.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
お次は、二代目・梅大福。
初代に比べ、小ぶりです。
![青梅市の和菓子店・梅菓匠 にしむらの、二代目・梅大福](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2021/02/DSC1042-2021-02.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
真ん中に梅のペースト、その周りにこし餡。
![青梅市の和菓子店・梅菓匠 にしむらの、二代目・梅大福の餡と、梅ペスト](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2021/02/DSC1063-2021-02.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
梅のペーストは、素材の良さを活かした、爽やかな味付け。
甘みは控えめで、餡とのマッチングも良いです。
![青梅市の和菓子店・梅菓匠 にしむらの、二代目・梅大福の皮](https://i0.wp.com/ometsu.net/wp-content/uploads/2021/02/DSC1059-2021-02.jpg?resize=728%2C486&ssl=1)
皮は、初代より、やや厚めです。
こちらもよく伸びる、モチモチ系。
餡を優しく受け止めるような、味わいです。
初代を買うべきか、それとも二代目?
さて、ふたつの梅大福を比べると…
初代の、丸ごと梅を食べるインパクトは、何物にも代えがたいですね。
果肉の美味さと皮の食感、梅を存分に楽しめます。
二代目は、種が無いのが、メリットでしょうか。
お子さんでも、食べやすいでしょう。
種をぺっと、取り出さなくとも良いから、お上品。
お見合いの席で食べるのなら、二代目かな。
まあ、お見合いで大福は、食べないでしょうが(笑)
個人的には、どちらかひとつ選べ、と言われれば、初代ですね。
ワイルドに梅が食べられ、ボリュームもあります。
名物に美味いものあり、です。
というか、両方買って食べ比べると、良いですよ。
インフォメーション
アクセス・営業案内
JR青梅線・青梅駅より、徒歩12分
または、青梅駅より、都営バス「駒木循環」「吉野」行にて「滝の上」下車、徒歩2分
●梅菓匠 にしむら
営業時間… 9:30~16:30
定休日… 火・水・木曜日
Webサイト… http://www.umedaifuku.com
住所… 東京都青梅市大柳町1367-1
電話… 0428-22-9340