青梅市・釜の淵公園近くの「梅菓匠 にしむら」。
地元で愛される、老舗の和菓子屋さんです。
ここの名物は、なんと行っても梅大福!
名産の梅の入った、ふたつの大福を食べ比べました!
目次
梅の産地の銘品、梅大福
梅大福が、青梅で生まれたワケ
青梅市・大柳町の和菓子店「梅菓匠 にしむら」。
わらび餅やみたらし団子、大福といった、気取らない和菓子がメインのお店です。
ここの名物は、なんといっても梅大福。
青梅のお土産の定番、のひとつです。
青梅は古くから、名にし負う、梅の産地。
そして、意外と知られていませんが、和菓子店も多く、町の至るところにあります。
他のお店と差別化し、切磋琢磨する土地柄なのですね。
大福と梅の組み合わせが、銘品となったのも、ある意味必然なのかも。
初代と二代目、ふたつの梅大福
にしむらさんでは、2種類の梅大福を販売中です。
梅の甘露煮がまるごと入った、初代「梅大福」と、梅ペーストの「二代目」。
初代が218円(税込)、二代目が180円(税込)。
初代のほうが、ひと回り大きいです。
梅をまるごと味わう、初代・梅大福
まずは、初代・梅大福を頂きます。
真っ二つに割ろうと、ナイフを入れると…
梅の種に、ゴツンとぶつかります(笑)
パッケージにも「梅の種にご注意を…」との但し書き。
梅の甘露煮が、丸ごと、それも国産の大粒です!
青梅だから、青い梅、なんですかね?
果肉もタップリ、梅のエキスが凝縮された感じです。
梅の皮の食感も、硬すぎず柔すぎず、良い塩梅。
餡は、こし餡でなめらかです。
大福に梅って、とっても似合いますね。
甘い餡に、甘酸っぱい梅の組み合わせ。
いちご大福を、初めて食べた時と、似た感動です。
国産もち米の皮は、やや薄め。
モチモチして、美味いですね。
断面を見ると分かりますが、梅と餡がビッシリ詰まっています。
食べてみると、奇をてらったモノではなく、理にかなった美味しさです。
甘いけれど、さっぱりした味わいは、ちょっと病みつきになりそうです。
先代が偉大だと苦労する?二代目・梅大福のお味は?
お次は、二代目・梅大福。
初代に比べ、小ぶりです。
真ん中に梅のペースト、その周りにこし餡。
梅のペーストは、素材の良さを活かした、爽やかな味付け。
甘みは控えめで、餡とのマッチングも良いです。
皮は、初代より、やや厚めです。
こちらもよく伸びる、モチモチ系。
餡を優しく受け止めるような、味わいです。
初代を買うべきか、それとも二代目?
さて、ふたつの梅大福を比べると…
初代の、丸ごと梅を食べるインパクトは、何物にも代えがたいですね。
果肉の美味さと皮の食感、梅を存分に楽しめます。
二代目は、種が無いのが、メリットでしょうか。
お子さんでも、食べやすいでしょう。
種をぺっと、取り出さなくとも良いから、お上品。
お見合いの席で食べるのなら、二代目かな。
まあ、お見合いで大福は、食べないでしょうが(笑)
個人的には、どちらかひとつ選べ、と言われれば、初代ですね。
ワイルドに梅が食べられ、ボリュームもあります。
名物に美味いものあり、です。
というか、両方買って食べ比べると、良いですよ。
インフォメーション
アクセス・営業案内
JR青梅線・青梅駅より、徒歩12分
または、青梅駅より、都営バス「駒木循環」「吉野」行にて「滝の上」下車、徒歩2分
●梅菓匠 にしむら
営業時間… 9:30~16:30
定休日… 火・水・木曜日
Webサイト… http://www.umedaifuku.com
住所… 東京都青梅市大柳町1367-1
電話… 0428-22-9340