スマホで使える「のんびりホリデーSuicaパス」で小旅行!

東京近郊・休日のJR乗り放題キップ「のんびりホリデーSuicaパス」。
モバイルSuicaで使える便利なキップです。
使い方次第では、御岳・奥多摩観光もお得に楽しめます。

のんびりホリデーSuicaパスで、東京近郊・小さな旅

東京近郊JR乗り放題キップが、モバイルSuicaで!

JR東日本のお得なキップ、「のんびりホリデーSuicaパス」。
東京近郊のJR線が1日乗り放題となるキップです。

上の路線図が利用範囲。値段は大人2,670円・小児 1,330円です。
利用期間は、土日・祝日。7月20日~8月31日の夏休み期間、年末年始の12月29日~1月3日、ゴールデンウィークの4月29日~5月5日など、繁忙期にも使えるのが魅力です。
新幹線は乗れませんが、別途、特急券を購入すれば特急にも乗れます。
もちろん、グリーン券を買えば、グリーン車もOKです。

「のんびりホリデーSuicaパス」は、モバイルSuica上で購入できます。
駅への入場前に買えば、そのまま自動改札で通ればOK!これは便利ですよ!
面白いのは、JR東日本管内ならば、乗り越し精算も自動的に処理すること。乗り放題キップで不便な窓口精算が不要なのですね。

モバイルSuicaでの購入方法

「のんびりホリデーSuicaパス」をモバイルSuicaで購入するには…

モバイルSuicaアプリより引用・加工

モバイルSuicaアプリを立ち上げ、画面下の「定期・グリーン・チケット購入」を押します。
次の画面で「おトクなきっぷ」を選択。

モバイルSuicaアプリより引用・加工

「のんびりホリデーSuicaパス」を選択し、「購入」ボタンを押し、支払い方法を選択すればOKです。なお、購入は当日のみです。
カード式のSuicaの場合は、駅の指定席券売機で購入できます。

注意点は、Suica定期券を利用中のSuica、モバイルSuicaでは購入出来ないこと。これは改善してほしいですね。

奥多摩方面の観光は、お得になるか?

手軽なフリー切符の「のんびりホリデーSuicaパス」ですが…
利用区間によっては、損をすることがあります。

出発地往復普通運賃
新宿2,220円
東京2,550円
小岩2,902円
葛西臨海公園2,902円
天王洲アイル2,948円
千葉3,760円
大宮2,550円
上尾3,036円
横浜2,902円
川崎2,550円
※奥多摩まで往復した場合のJR運賃

上の表は、各駅から奥多摩駅へ往復した場合の運賃をピックアップ。赤字の運賃は、普通運賃の方が安いです。
東京都内からだと、葛西臨海公園や小岩、天王洲アイルをのぞき、普通運賃のほうが安い結果に。

奥多摩・氷川渓谷

「のんびりホリデーSuicaパス」は、東京臨海高速鉄道、東京モノレールも乗車可能。この沿線が出発地ならば、お得な場合が多いです。
神奈川、千葉、埼玉からだとお得なところが多いですが、大宮や川崎だと損をします。
価格設定が微妙で、あらかじめ、調べた方が良いですね。

なお、鉄道での奥多摩・御岳方面に概要は上記リンクをどうぞ。

途中下車するならば、断然お得に

都内在住ならば、使う価値はないか…
単に往復するだけだと損ですが、数ヶ所の観光地をめぐる時は、「のんびりホリデーSuicaパス」の威力を発揮します。

例えば、東京〜奥多摩の場合…
2回途中下車すると、お得になる事が多いです。観光地での途中下車はもちろん、都区内で寄り道する場合は検討すると良いでしょう。

西多摩在住の人も、結構お得?

当方は西多摩の地域情報サイト。西多摩に住んでいる人は「のんびりホリデーSuicaパス」は利用価値があるのでしょうか?

目的地往復普通料金
羽田空港2,874円
成田空港4,620円
鎌倉2,902円
田原3,036円
君津4,620円
茂原4,620円
土浦3,960円
熊谷3,388円
小山3,960円
※青梅から往復した場合のJR運賃

青梅からの運賃と比較すると…
成田空港はもちろん、東京モノレールの使える、羽田空港の往復もお得ですね。
ただし、羽田空港の場合、京急を利用すると往復2,544円となり、こちらの方がお得。
小田原まではJRはもちろん、小田急を利用よりもお得になります。これは意外ですね。

威力が発揮するのは、房総方面でしょうか。外房、内房への日帰り旅行ならば、2,000円ほどお得です。別途特急料金を支払えば、特急も利用可能で実用的です。
出発地が東京の西端だとお得なキップ、ともいえますね。

インフォメーション

参考Webサイト

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