気象庁の、無人気象観測施設「アメダス」。
青梅・新町のアメダスでは、2025年12月2日より、湿度の観測・発表を開始しました。
高温多湿な夏の熱中症、乾燥しがちな冬など、きめ細やかな対策の参考となります。
湿度の観測を開始した、青梅アメダス
ここがポイント!
気象庁の無人気象観測施設「アメダス」。青梅市・新町にも観測所があります。
- 2025年12月2日より、青梅アメダスより、湿度の観測結果を公表。
- 公表される観測結果は、平均湿度、最小湿度。
- 気象庁WEBサイト過去の気象データ検索で、観測結果を公表。
東京(丸の内)はもちろん、練馬、八王子、小河内(奥多摩)などで公表される湿度観測が、青梅でも公開。
山間の街での観測、生活情報としても、学術的な意味合いでも歓迎されるでしょう。
大手町・練馬・奥多摩と比べ、どの程度、湿度が違う?
気象庁「過去気象検索」WEBでは、データのダウンロードが可能。
ExcelやGoogleスプレッドシートで読み込めるCSV形式です。
せっかくなので、他の観測地点との比較をしてみましょう。

観測を開始した、2025年12月2日から、19日間での湿度データです。
青い線が青梅、緑線が東京・丸の内でデータとなります。
海から離れているので低いかと思いきや…
意外ですが、総じて青梅のほうが湿度が高い。

同じく内陸部の練馬と比較すると…
日によって違いますが若干、青梅のほうが、高い日が多いですね。
もう少し長いスパンで比較した方が、傾向が分かるでしょうね。

西多摩では、他に奥多摩(小河内)で湿度の観測をしていますが…
小河内ダムの湖畔に観測所があり、他の場所と傾向が違う可能性も高い。

青梅の観測が始まってからの短い期間ですが…
小河内は高湿度で推移。日によっては、25%以上高い日もあります。
やはり水面からの影響が大きいのでしょうね。
その意味でも、青梅で湿度観測を始めた意義は大きいでしょう。
インフォメーション
参考WEBサイト
- 気象庁WEBサイト
過去の気象データ検索















