【閉店】意外とリーズナブル?老舗日本料理店で天丼!青梅の「金時」

金時は、2022年春に閉店しました。

青梅宿の七兵衛通り、便利ながらも静かな路、日本料理店の金時が店を構えます。
お座敷もある日本料理店ですが、意外とリーズナブル。
千円でお釣りの出るメニューも、数多くあります。
もちろん味は、職人さんが丁寧に仕込むだけあり、流石の一言です。

日本料理店で頂く、トラディショナルな天丼

七兵衛通りにある、老舗料理店

青梅市の日本料理店・金時
青梅市の日本料理店、金時

旧青梅街道と並行して東西に伸びる、青梅・七兵衛通り。
ちょっと変わった名の道ですが…
江戸時代の俊足泥棒・七兵衛が、この近くに住んでいたのですね。
弱きを助け強きをくじく人は、泥棒でも人気抜群、道の名に冠されています。

それはともかく、宿場町の裏通りだけあり、喧騒から程遠い、静かな佇まいです。
ちなみにお隣は、昔ながらの質屋さん、なるほど、駅から近くでも落ち着いて食事をするには、うってつけのロケーション。

青梅市の日本料理店、金時

のれんには「天ぷら」と書かれていますが、鰻やお刺身も定評あります。
お座敷が中心のお店ですが、カウンター席もあります。
平日のお昼に訪れましたが、酌をしながら料理をつく、常連さんらしき人もチラホラ。
いわゆる「飲んだくれ」系ではなく、商家のインテリ若旦那風、客の筋は良さそうです。

主なメニュー

一品料理もありますが、いわゆる「お食事」メニューもあります。

  • 野菜天丼… 860円
  • 天丼… 870円
  • きす天丼… 790円
  • 穴子天丼… 1,100円
  • 天重… 1,250円
  • 並天ぷら定食… 870円
  • 上天ぷら定食… 1,860円
  • うな丼… 2,970円
  • お刺身定食… 1,360円
  • 生姜焼定食… 1,000円
  • お昼のサービス定食… 1,000円

価格は税別です。
意外、といっては失礼ですが、リーズナブル。
それと、天ぷら・天丼の種類も豊富ですね。

タレが染みる、天丼

青梅・金時の天丼

サービス定食も良いな、と思いつつ、天丼をオーダー。
天重は豪華なのでしょうが、重箱の隅を突きながら食べるのは、大変。
その点、丼は幾何学的に合理的な形状です。
貧乏人の、僻みでしょうか(笑)

青梅・金時の天丼

天ぷらは、タレをくぐらせ、色が濃いめ。
香ばしい、醤油の香りがします!

青梅・金時の天丼

横から見ると、迫力があります。
食欲をそそる、盛り付け。

青梅・金時の天丼のカボチャ

一番上の、アーチ状のカボチャから、頂きます。
おっ、ホクホクです。

青梅・金時の天丼のナスとカボチャ

ナスとシシトウ。
切り目の入ったナスは、衣と一体です。
ナスの天ぷらって、得てして衣がスポッと抜けますが、この辺りの気配りが良いですね。

味噌汁は、豆腐とワカメ。
出汁も効いて、美味いです。
塩加減も、良い感じ。

青梅・金時の天丼の、海老天

食べ進むと、エビ天が2尾!
中々の大ぶりです。
それにしても、タレの染み込んだ衣が、旨いですね。
決して、衣の香ばしさをタレが邪魔せず、引き立てています。
この絶妙さは、やはり老舗ならでは。
衣自体が美味しいので、胃に持たれず、サクッと食べられます。

青梅・金時の天丼のご飯

タレの染みたご飯。
これも、天丼の醍醐味ですよね。
タレだけで、いくらでも食べられそう。
大盛りにすれば、良かったかな?

青梅・金時の天丼の漬物

箸休めのお漬物。
さっぱりして、良いですね。

食べ進むと、キスを発見。
蛋白な白身魚は、やはり天ぷらに合います。

今回は天丼を頂きましたが、納得の味でした。
税込み957円と千円以内の天丼として、味もボリュームも満足でしょう。
駅からも近いのですが…
メインストリートではないので、観光客の人には目に止まらないのが勿体ない?

決して大きな街ではない、青梅。
料亭、割烹、小料理屋、居酒屋と、いくつもの性格を持ち合わせているのでしょう。
それぞれの財布事情に合わせて楽しめる店、なのですね。

インフォメーション

アクセス・営業案内

金時は、2022年春に閉店しました。

JR青梅線・青梅駅より、徒歩4分
駐車場… あり

金時
営業時間… 11:00〜14:00 17:00〜21:00
定休日… 月・火曜日
住所… 東京都青梅市仲町276
電話… 0428-22-5369

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