あきる野市・東部の東秋留。
二宮神社をはじめ、歴史ある街です。
シャクナゲやしだれ桜の見事な普門寺、湧き水のある南雲神社。
駅近くのスポットを、気ままに散策しました。
目次
駅近くの手軽で静かな、お花見散策
シャクナゲと桜の、普門寺
JR五日市線・東秋留駅。
マイナーですが、1925年開業と、歴史のある駅です。
5分弱も歩くと、普門寺。
駅からすぐですが、のどかな郊外の趣きです。
境内に入ると、大きなしだれ桜!
見事な枝振りです。
本堂近くには、染井吉野。
こちらも、風格のある大木です。
普門寺は、室町時代創建の歴史ある古刹。
創建当時は、北条政子ゆかりの、鎌倉・壽福寺の末山でしたが、現在は、臨済宗建長寺派の禅寺です。
境内には、美しいシャクナゲ。
シャクナゲは、境内を囲むように咲いています。
お寺の周りを歩くのも、良いですよ。
湧き水のある神社
普門寺から、南へ5分ほど歩き、南雲神社へ向かいます。
神社には、湧き水の池があります。
「東京の湧水57選」にも、選ばれています。
安全のためか柵で囲われていますが…
近くの桜が、見事です。
池に散った桜。
木の袂には、苔が生え、その上にも積もります。
水面に映った、桜の木。
あまり知られていないスポットですが、良いスポットです。
武蔵国の二宮神社
南雲神社から、普門寺方面へ戻り、北へ向かい踏切を渡ります。
西の高台に二宮神社、東には「お池」があります。
こちらも、「東京の湧水57選」に選ばれた湧き水です。
石段を上り、境内へ。
この神社は、武蔵国の二宮に当たります。
大化の改新(という名のクーデター)で、日本は律令制(中央集権国家)へ。
いうなれば、中央政府が、各地に地方自治体を整備したのです。
現在の東京・埼玉・神奈川の一部が、「武蔵国」となりました。
武蔵国の中心は、今の府中市付近。
国府と、総社の大國魂神社がありました。
総社の元、巡拝する順番で、一宮から六宮まで、各地で創建されました。
二宮神社は、2番めに格式高い神社、なのです。
境内には、大きな染井吉野が。
神社というと、鬱蒼としたイメージがありますが、高台にあるためか、明るい境内です。
東秋留駅周辺の、花と歴史と湧き水を巡る散策。
全て訪れても、20分ちょっとの行程です。
小一時間で気軽な散策が、楽しめますよ!
そうそう、東秋留周辺は、美味しいカフェや洋食屋さんもあります。
安くて美味いハンバーガーのシャロ、老舗洋食店煉瓦亭、格安ベーカリーカフェのキトコムギなど、
ちょっと寄り道すると、良いですよ。
インフォメーション
散策マップ
JR五日市線_・東秋留駅 …〈5分〉 … 普門寺…〈5分〉… 八雲神社 …〈10分〉… 二宮神社 …〈5分〉… 東秋留駅
ー計25分ー
問い合わせ先
●あきる野市
https://www.city.akiruno.tokyo.jp/category/5-0-0-0-0.html