多摩地方を南北に横断する多摩モノレール。
東大和市・上北台〜瑞穂町・箱根ヶ崎間・延伸事業を着手しました。
武蔵村山待望の鉄道、瑞穂町も大幅に利便性が向上。
新青梅街道上に建設、2034年の開通を目指します。
2034年に、多摩モノレールが瑞穂町に?
多摩モノレール、箱根ヶ崎延伸とは?
- 現在の終点・上北台駅(東大和市)から、瑞穂町・八高線・箱根ケ崎駅付近まで延伸。
- 2034年度末に開業の見込み。
- ほぼ、新青梅街道沿いに敷設。
- 延伸区間の長さは約7.0km、7駅が新設予定。
- 高架式モノレール で、既存線と同様のシステム。
- 建設費は約1290億円。都の都市計画事業で約904億円をかけ、高架桁、駅舎等のインフラ部を整備。
2025年11月27日、東京都は多摩都市モノレールの延伸について国土交通省から事業認可を受けたと発表。
事業予定期間も2034年までと明記し、具体的となりました。
7駅が新設予定。終点はJR八高線・箱根ヶ崎駅近くです。
瑞穂町・石畑にも駅が開設され、ジョイフル本田も徒歩5分程度となります。
立川まで30分?瑞穂町が便利に!

多摩モノレール延伸で、立川〜箱根ヶ崎は12.4kmの営業距離となります。
立飛〜多摩センターと同じ距離で、仮に同じ所要時間ならば29分程度。
おそらくは、八高線よりも運転本数は多いでしょうから、直通運転なのも魅力です。
モノレール延伸は「鉄道のない武蔵村山」が話題となりますが…
瑞穂町も便利になるでしょうね。
箱根ヶ崎駅に連絡通路?
瑞穂町では、JR箱根ヶ崎駅と、モノレール駅を結ぶ連絡通路を整備予定。
確定ではありませんが…
多摩都市モノレール延伸(上北台~箱根ケ崎)に係る関係市町のまちづくりについて(PDF)に描かれているイラストでは、駅東口・ロータリーの北側に連絡通路を造る案。
イメージとしては、上の空中写真みたいな感じになるかも?

沿線には、六道山公園など狭山丘陵の観光スポットも点在します。
これらのアクセスも大幅に向上するでしょうね。
新青梅街道沿いを走る多摩モノレールが開通すると…
都バス最長路線で有名な「花小金井〜青梅」間の都バス路線は、どのような影響を受けるのでしょうか?
青梅〜箱根ヶ崎間に縮小されるのか、それとも継続か?
先の話になりますが、こちらも気になりますね。
インフォメーション
参考サイト等
- 東京都建設局
多摩都市モノレールの整備 - 東京都庁
多摩都市モノレール延伸事業に着手します




























