地域を見守る青梅市消防団。
1月初旬に行われる出初式は迫力満点です。
8色に彩られた放水に、消防車体験コーナー。
子供も大人も楽しい出初式です。
目次
彩り豊かな放水が見所の、青梅市消防団出初式
消防団とは、何ぞや?
町で目にする消防団の詰所。消防署とは何が違うのでしょうか?部外者にはイマイチ分かりませんよね…
「消防署」は地方自治体の消防機関です。東京都では一部地域を除き、都が管理する「東京消防庁」が担います。消防署では、専業の消防署員が働いています。
対して「消防団」は、区市町村が設置した、非常勤の消防組織です。
「消防団員」は、本業をしつつ、火災時に消火活動をします。非常勤特別職の地方公務員で、最近は女性の方も増加傾向です。
青梅は消防団員が多い?
青梅市では他の地域に比べ、消防団が充実しています。
グラフは、都内・業務中核都市の、人口あたりの消防団員数です。
団員が減少していると言われていますが、それでも他市と比べると1.7〜3倍程度。郷土愛あふれる、篤志家が多い土地柄なのでしょうか?
とはいえ、少子高齢化の進む日本。10年後、20年後には、かなり厳しい状況となるかもしれませんね。
青梅市消防団の出初式
消防車がズラリ! 家族連れに人気の体験コーナー
1月初旬の日曜日に開催される、青梅市消防団出初式。
例年、永山公園グラウンドで開催されます。
子供に大人気の、青梅消防署・ハシゴ車。
約30mのハシゴで、10階建て程度の建物の火災で活躍する。出初式では、なんと、運転席に乗れます。
消防団のポンプ車。ヘルメットも装着、すっかり消防団員気分になれます。
エンブレムは、消防団章。桜の中に、 Y字の「さすまた」でしょうか。
青梅市消防団のゆるキャラ、団太くん。なんと、LINEスタンプもありますよ。
虹色・放水が壮観な出初式
いよいよ出初式が開式。パリッとした制服姿が凜々しいですね!
まずは、お偉いさんの挨拶や表彰が行われます。
消防少年団の鼓笛隊演奏。2024年は、ゴダイゴの「銀河鉄道999」を演奏しました。
青梅消防署はしご車演技。高所恐怖症の人は、消防署員は無理ですね…
消防団・8分団の消防車が行進します。オトナでもワクワクしますね。
青梅市青少年吹奏楽団の演奏。ブラスバンドの生演奏は音が違います!
クライマックスは、一斉放水。8分団のポンプ車で集合します。
ポンプ車から一斉放水。クッキリと虹が浮かびます。
少しずつ、色がつき始めて…
8色に彩られた水。これは綺麗ですね!
看板にめがけての放水となります。
なんと、看板の色が変わり…「火を消して不安を消してつなぐ未来」と浮かびました。
子供も大人も楽しい、青梅市消防団の出初式。災害の多い日本、消防団の方々に感謝しつつ、観覧したいですね!
インフォメーション
開催場所
●永山公園グラウンド
JR青梅線・青梅駅より徒歩10分
※例年、1月初旬の日曜日に開催
※駐車場は限りがあり、公共交通機関利用を推奨
問い合わせ先
●青梅市役所 市民安全部 防災課
https://www.city.ome.tokyo.jp/soshiki/11/