以前より計画されていた、青梅駅前の再開発。
先日、東京都が市街地再開発組合の設立を認可しました。
事実上の、Goサインです。
概要図面などから、どのような再開発となるのか、推理してみました。
13階建ての複合施設が、青梅駅前に
オープンは2024年?
2021年4月23日、東京都は、青梅駅前地区市街地再開発組合の設立を認可しました。
数年前から計画されていた、青梅駅前の再開発が、いよいよ着工されます。
再開発は、駅前の西側。
現在は、漁民・つぶあんカフェなどが入居するビルと、やおうめ・鶴屋などが入居の青梅中央ビル、青梅街道沿いの「町の駅」付近です。
駅のロータリーと、青梅街道の両側に面したビルとなります。
完成予定ですが、報道によると…
- 工事着手… 2022年度
- 建物竣工… 2024年度
竣工からオープンまでどの程度なのかにもよりますが、2024年から25年春には、期待できそうです。
1階は、食品スーパー?
再開発は主に、13階建てのビル、タワー型の駐車場、それと建物西側の道路です。
目玉の、13階建てビルですが…
1階は商業施設、2階は公益施設、3〜13階はマンションとなる予定。
やはり、注目度が高いのは、1階商業施設。
都の報道資料では、4店舗ほどのスペースがあります。
なかでも、比較的広い店舗が気になります。
青梅駅周辺は、食品スーパーの空白地帯。
ここからは、各種報道と推測を交えての話ですが…
人口は減ったとはいえ、ニーズの高いスーパーマーケットを誘致する可能性が、高いでしょう。
図面を見る限り、小型店舗(コンビニの2〜3倍程度の大きさ)ですが、食品中心ならば、ひと通りの品揃えは可能です。
2階は、市立図書館となる予定。
駅チカの図書館は、何かと便利ですよね。
マンションは、3千万円台?
3〜13階までの11フロアは、マンション。
報道によれば、大京と事業協定を結んだとありますので、ライオンズマンションとなるのでしょうか?
過去、青梅市が発表した資料(PDF)によれば、「約110戸」となっています。
外観パースや図面から推測すると…
ワンフロアに南面(青梅街道側)バルコーニー5戸+東面バルコニー(駅前通り側)5戸で、計10戸。
11フロア×10戸で、110戸になると予想。
柱の間隔から推測すると、1戸あたり70〜80㎡程度・3LDK・4LDKが中心でしょう。
分譲マンションならば…
青梅市内は、ここ5年ほど新築マンションの竣工がなく、売出し価格を予想するのは難しいです。
都心から遠いとはいえ、始発駅の駅近、町のランドマーク的な付加価値もあり、青梅市内としては、お高くなる?
2020年発売の、拝島駅徒歩2分の新築マンションが、70㎡強で4千万円台でした。
青梅より16分ほど東京寄り、4線利用できる拝島と比べれば、ずっと安くなるでしょう。
ならば、広さにもよりますが、3千万円前半から4千万円台前半くらいが、ボリュームゾーン?
まあ、当たるも八卦、当たらぬも八卦、程度の予想ですが。
上層階・南向きならば、奥多摩の山々の見晴らしも、良さそうです。
コロナ禍がフックとなり、テレワークが加速する今、注目度の高い郊外型・駅前マンションとなりそうです。
お金って、あるところにはあるから、駅近の希少物件、案外、即売するかも?
2023年9月追記
青梅市・新町で分譲された、 JR小作駅・徒歩5分のマンションの価格は、3千万〜4千万円程度でした。
青梅駅前のランドマーク的なマンションならば、同程度かもしれません。