コロナウイルス感染防止の影響で、2020年は青梅・吹上しょうぶ園が閉鎖となりました。
でも、青梅には、知る人ぞ知る菖蒲の名所があります。
青梅市某所の、杣保花しょうぶ園。
意外な場所に、素晴らしい「秘密の花園」がありました！
目次
秘密の花園は、どこにある？
菖蒲園をめぐる、探索
今の世の中、インターネットで検索すれば、大抵のことは分かります。
でも、杣保（そまのほ）花しょうぶ園の所在地は、どうも見当が付かない…
話の順序が、逆になりましたが…
青梅で菖蒲の名所といえば、なんといっても吹上しょうぶ園。
3万株の菖蒲園は、都内最大級の規模です！
しかし、2020年は、ご多分に漏れず、コロナウイルス感染防止のため、閉園。
他にどこかないかと調べるうちに、浮上したのが杣保花しょうぶ園でした。
しかし…
所在地が、分からないのです。
観光協会のWebサイトにも掲載されず、個人ブログなどを当たっても、その全容は謎に包まれています。
逆に知りたくなりますよね、これは。
という訳で、少ない情報を頼りに、幻の菖蒲園を探すツアーに出かけました。
ヒントは、ふたつ
青梅市内、といっても、それだけだと広すぎて探せません。
ネットの情報などで推測すると…
- 青梅市・根ヶ布（ねがふ）地区の何処かにある
東青梅駅の北側ですね。
青梅市・藤橋に杣保神社がありますが、その近くではない模様。 - 川沿いの何処かにある
これは、ネットの情報ではありませんが…
菖蒲は湿生植物、沼地や水気を好んで咲きます。
ならば、地形的には、川沿いの谷地にあると考えるのが妥当でしょう。
航空写真などをもとに、大体目星を付けて、探してみました！
東青梅駅から、秘密の花園へ
東青梅駅から北へ進み、霞川を渡ると、根ヶ布地区。
田んぼや畑も、広がる長閑な場所です。
川沿いの道へ、入ります。
歩いて気持ちの良い道です。
さて、秘密の菖蒲園は、果たしてあるのか…
桃源郷みたいな、杣保花しょうぶ園
長閑な道を歩くと、川沿いになにやら、色とりどりの花が咲いています。
もしかして、菖蒲？
近寄ってみると、そこは菖蒲園でした。
山里の谷地の、桃源郷。
数え切れないほどの菖蒲の花が、風に揺れます。
青い空には、気持ちよさそうに浮かぶ雲。
東京にも、こんな素敵な場所があるんだ…
なぜ、場所を公開しないの？
菖蒲園には、手入れをなっている方が…
こちらの、持ち主のようですね。
「こんなに良い場所なのに…なぜ、場所を公開しないのでしょうか？」
失礼とは思いつつ、単刀直入に伺うと…
「道が狭く、車が入ると近所の方に迷惑が掛かりますから」
なるほど、たしかに狭い道、人が押しかけたら困りますよね。
Uターンもしづらい場所ですし、すれ違いも難しい感じ。
ちょっと言いにくそうに、続けます。
「それに、花が盗まれるのですよ」
悪いやつが、いるんですね。
丹精こめて育てた花を、盗むなんて。
それに、ズカズカと無遠慮に入る人もいるでしょう。
でも、一方で、これだけの菖蒲園が、埋もれるのも勿体ない…
ピンポイントでの場所を紹介しない条件に、紹介記事の掲載を快諾して頂きました。
あまり役に立たない、インフォメーション
アクセス
- 青梅市・根ヶ布地区にある
- 川沿いにある
- 東青梅駅から、歩ける範囲（30分程度）
マナーなどを
- 駐車場はありません。
駅から歩ける範囲ですので、徒歩で探してください。 - 杣保花しょうぶ園は、私有地です。
所有者の方が居ない場合は、道からの鑑賞に留めてください。
所有者がいらっしゃれば、許可の上、園内での鑑賞をお願いします。 - 花を採取する行為は、もってのほかです。
また、ゴミの持ち帰りなどの最低限のマナーは、守りましょう。
参考webサイト
そまのほ
https://vvv1941.at.webry.info/
